
何してるのー。
ヨシコリの問いに対し、ヨシコは様々な相槌をうちながら、写真展の準備をする。
亀岡に引越して約4ヶ月。あれよあれよと、どっぷり地域活動に参加しているヨシコ。本日は、同志社の今出川キャンパスに京都の子育て団体が大集合。亀岡の森のようちえんのブースにて写真を通じ、広報担当。父ちゃん、よろしく!とばかり、チラシ作りや、気付けば当日のスタッフとしてボクも借り出されることとなった。

いよいよ、イベント開催。
最終的に1500名ほどの来場があったと聞いた。それほど子育てについて、もっと自由に考えたい親子がいるのであろう。京都という土地柄か、海外の人と結婚した親子連れも多く、ハーフらしき子どもも走り回っている。教育というものは、国内外を通じ、親の興味事項であるらく、誰もが熱心に各団体の説明を聞いている。

森のようちえん「そとっこ」
他のブースがゆるぎない信念、熱意にあふれている中、我々の雰囲気は・・・。
いつでも、電話一本で来たらええよー。
イベント?毎日がイベントだよー。
かなり、ゆるい。
もちろん、いい意味であり、心にゆとりがあると言うか、行き当たりばったりというか、つまりは、「なるようになるんじゃない、ワハハハハハー!」なのである。しかしながら、「なるようになるんじゃない」のために、日夜、こっそり努力している親たちの集まりでもある。

着ぐるみ大好き、ヨシコリ。
さて、チラシ作成者として、来場者の動きを見ていると、様々なことが分かって来る。やはり、子連れ。ただでさえ荷物が多いのに、チラシを取るのも大変である。A4サイズよりも、A4三つ折のコンパクトサイズを好む。携帯性が重要で、ほとんど読まない。興味のある題目だけ、さっと持つ。今は子どもで手いっぱい。おそらく家でゆっくり読むのであろう。
各ブースを見回っていても、パソコンをメインに置いているブースは、人だかりが少ない。今はそんな多くの情報は要らないのである。来場者は気になることのみに対し、生の声を聞きたくて言葉を交わす。細かなことについては、連絡先、地図、より詳しく調べられるホームページの存在を伝えることが出来れば、帰宅後、子連れの来場者の興味をより深化させられるだろう。 チラシはその橋渡しが出来ればよい。
一方、子どもがまだいない若夫婦は、フェイスブックやmixiなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の存在の有無を聞く人もいる。将来に対し、子育てなどの情報を、WEB上でも意見交換できる場があるか、気になるようだ。
さて、森のようちえんに対する反応はどうか。
色々と話をしていると、興味はあるが、森のようちえんに通わせるか、二の足を踏んでいる人が多い。最も多い質問は、体験が出来るのか?ということである。少しでも気になれば、ぜひ体験して欲しいと思うが、通わせるとなると、今住んでいる場所との地理的条件に今後を左右される。
私たちは体験した翌月に移住したのだが、それが難しい状況もあり、むしろ後者のほうが大多数であろう。しかし、森のようちえんの存在、その意義を知ってもらい、それが少しずつ広まる手伝いができるのであれば、今日の出逢いにも意味がある。
また今回のイベントでは、40を越える京都の子育て団体が集まっているが、その団体同士も横のつながりを広げていく。
我々も、アフリカンダンスいいよねー。踊りたいよねー。来てもらいたいねー。あそこの童謡いいよねー。歌ってもらいたいねー。来てもらいたいねー。と、連絡先を交換し、交渉することになる。
森のようちえんは、固定したカリキュラムがなく、自由だからこそ、様々な活動団体の良いところを取り入れられることも強みであろう。

気付けば仲間が大集合。
朝は、わが家族だけだったブースに、いつものメンバーが何だかんだと集まる。片付けも、子どもたちが率先して助けてくれる。親子共々、チームワークが抜群。
ひと段落すると。
ヨシコが今回のイベントについてのアンケートで首をかしげている。
あのさー、「この団体の目的は何か」って聞かれているんだけど、「自然と触れ合って学ぶ」でいいかなぁ。
すると仲間が、それでいいんじゃない?と笑う。
あのさー、今度は、「それを達成するには、どのような方法を考えているか」って聞かれているんだけど、「自然と触れ合って学ぶ」でいいかなぁ。
すると仲間が、それでいいんじゃない?と笑う。

自然が学び舎。
そんな森のようちえん「そとっこ」をどうぞよろしく。
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