クリスマスの夜

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メリー・クリスマス。

今年もMANAさんのクリスマスケーキが届きました。今年はタルト。と~っても美味しい。毎年、本当に感謝です。

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重湯を飲んだよ。

今日も仕事から帰ってくると、ヨシコがヨシコリの日々の成長を真っ先に話してくれる。ヨシコにクリスマス・プレゼントを渡して食卓につくのだが、ボクにとってはそんな話が、日々のプレゼントになる。家具工房minatoの奈津子さん作の小さな木のスプーンが、ヨシコリのお気に入り。他にもお風呂での出来事や、ハイハイの練習をしていることなど盛りだくさん。

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ヨシコリよ、のんびり、大きくなっておくれ。

今日は帰宅が遅くて寝顔しか見れないけれど、また明日、おもしろい話が聞けると思うと、それはそれで楽しみなのだ。

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レディーへの目覚め

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こんにちわ。ヨシコリです。

最近、父ちゃんが忙しすぎるのですが、今日は、クリスマス前ということで、お母さんが好きな三ノ宮の美容院までお供しました。何でも、お母さんが18歳のときに知り合って以来の美容師さんらしくて、今から楽しみです。

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あら。

いつものお母さんじゃない雰囲気ね。これがレディーってことなの。ベビーじゃないのね。

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あ~、これこれ。

父ちゃん、乾いた肌に奇跡の潤いですって。はぁあ、憧れるぅ!あら、この女性の髪形もいいわね。こんなレディーになりたいわ。でも最近のわたしの悩みは、寝ながら頭を床にすりすりしずぎて、後頭部ハゲなのよね。育毛促進、スカルプDのほうがいいかしら。

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うーん!悩んじゃう~!

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はっ!ここはどこ?

お母さんのカットが長いので、父ちゃんに生田神社まで連れられてきました。三ノ宮は雨模様。父ちゃんに飽きたので、早く、お母さんに抱かれたい。

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うますぎるぅ!

綺麗になったお母さんと、南京町にほど近い洋食屋「双平」へ。最初、場所も分からなかったのですが、お母さんの鼻が美味しいソースの匂いをキャッチ。ここだとばかりに扉を開けると、玉ねぎの甘みが効いたミンチカツ、大きなエビフライが最高でした。何だか久しぶりに家族そろってのんびりできた1日でした。お母さんは、もうクリスマスが来たと喜んでいます。

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それでは皆様も、よいクリスマスを♪

レディー・ヨリコリでした。

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祇園デビュー

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ここは京都、祇園。

暖房が効きすぎて暑く感じたので、2階からたまたま窓を開けると、階下の石畳を行く二人のご夫人が見えた。いつもとは違うお洒落な服装で颯爽と歩き、足元の引き戸を開ける音。ほどなく聞きなれた声が大きくなって、この部屋の扉が開く。ギャラリーskogのエツコさんと、ほっとすていしょん比良のほっとママが、比良の空気を連れてやって来た。

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忘年会と「かんじる比良」のお疲れ様会を兼ねた酒席。

ウニをあしらった一品目から、ヨシコリは興味津々。会席料理の香りによってか、ふんが、ふんがと鼻息が荒い。

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ちょっと食べさせてみたら?

そんな一言で、ヨシコがヨシコリの口に小さな小さな里芋の煮物を運ぶと、おいしそうに食べるではないか。

むむむ、ヨシコリ初の固形物は、祇園デビューなのだ。

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皆でお茶を。

えーっと、あのお店はどこだったかしら、ちょっとアナタ、OKUって場所どこがご存知?

エツコさんは第一村人発見のごとく、たまたま配達中のヤマト運輸のお姉さんを捕まえるなり、問いただす。聞くことに迷い無し。しかもお姉さんが場所を知っていて、スムーズに移動。そこには中川木工芸の作品があるのよ、と案内してくださいました。

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四条散策。

いつもは比良で会う我々を京都という町が開放的にしてくれる。あーだ、こーだと取り留めのない話をしながら、おいしいね、楽しいねで時間が過ぎる。あれよあれよと歩いては、比良の強風のごとく突き進み、ハイ!来年もよろしくね!とスカッ!と解散。

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季節の味覚。

どんな場所にいても、エツコさんやほっとママは季節の味覚を贈ってくださいます。僕達はその心遣いに甘えながら、おいしいね、楽しいねと一家団欒する。氷魚の旨味が、食をすすめ、健康なカラダをつくる。そしてまた電車に乗って、比良の麓に舞い戻るのだろう。

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京都の朝

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白川のせせらぎを聞きながら。

毎朝、京都まで通うことになるとは、ほんの数ヶ月前まで想像できなかった。早朝。朝靄の中を歩くお坊さんが何かを唱え、その近く、小料理屋さんでは仕込みをするためか、たっぷりのお湯を沸かせた蒸気が窓からこぼれている。

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青い空に朱色が輝く。

ぶるると身を震わすような風の中、誰もいない通りを足早に歩く。今まで通勤していた大阪とは違い、高層ビル群の中を歩くわけでなないので、気持ちが良い。山はゆっくりと紅葉を終え、灰色の世界へと移ろうとしているが、このあたりではまだ辛うじて木々に葉を宿しているのだ。

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琵琶湖疎水のその先に。

琵琶湖の存在を感じながら、どんどん歩く。美術館の重い扉は閉められたまま。信号の変わり具合が、大阪より随分早いものだなと思う。そう言えば、地下鉄の到着を知らせる合図もゆるやかな京風で、その本数しかり、せっかちな大阪との違いを確かめては、微笑んでしまう。

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毎日の積み重ね。

かならずこの公園のベンチでおばさんが唄の練習をされている。最後まで聞いているのはハトと、その先の山々。タクシーの運転手さんたちが、集まって煙草に火をつけ、談笑している。ボクは古民家の引き戸を開け、スタッフ専用入り口から中に入る。京都らしい急な階段を一段登るたびに、ミシミシいう。扉を開けるとそこが新しい職場。ヨシコがつくってくれたお弁当をパソコンが置かれたデスクにおいて、再び表へ。自分がたてる落ち葉を掃く竹箒の音を聞きながら、今日も朝が来たことを感じるのだ。

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OKANさんと芦屋の空

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いらっしゃい。

相変わらず落ち着いたトーンのOKANさん。勤め先の横浜のショップが芦屋に期間限定で出店されるとあって、関西に戻ってこられたところを押しかけた。ヨシコリのスタイや、セクシー下着を買いながら、談笑するも、久しぶりな感じがしなくて何だか楽しい。

Mattari-yaの隣でお店をされていた頃から、随分、お世話になっているのだが、例えば我が家の給湯器は、OKAN製。横浜から送っていただいたその日から、今日も温かなお湯が出て、冬が訪れるたびに大活躍してくれている。そのボタンを押すたびに、OKANさんのことを思い出せる、素敵な給湯器なのだ。

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芦屋の空の下。

ヨシコリがヨシコに抱きつき、おっぱいをねだっている。OKANさんがMattari-yaの隣から横浜に移り、月日が経って、気がつけばヨシコがオカンになっていた。何だかあっと言う間の出来事で、びっくりしてしまう。ゆったりと過ごすヨシコとヨシコリの頭の上、雲がみるみる姿を変えて、足早に消えていくのと同じように。

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体操選手

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すごすぎる。

ヨシコリの脇を持って持ち上げると、背筋力が強いのか、足をピンッ!と伸ばして、笑っている。もっとリラックスすればいいのに、鼻息荒く、フンッ!とこの姿勢。

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それでもやっぱり赤ちゃんだもの。

疲れてくると、ふにゃぁとなって、運動後のさわやかな顔を見せてくれるのだ。

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NHKデビュー?

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もちっ!ほかっ!

JAレーク大津の施設がカメラに入ると、NHKのカメラマンは、あれはフレームに入れたくないなぁとカメラを下ろす。かんじる比良2009秋のポスターの撮影地となった南比良で、まったりし隊がNHKの取材を受けている。再びカメラを肩にかけ、ファインダーをのぞき込んだその先に・・・。

谷口さーん!写ってまーす!

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ことのはじまりは一通のメールだった。

NHKの旅番組を制作されているディレクターさんから、ほっとママの紹介によりお誘いを受け、何が何だか分からないまま比良へ。聞くところによると今月末、比良山麗を舞台に30分の旅番組が放映されるらしい。これも何かのご縁であろうと、少しでもお役にたつのならばと足を運ぶ。ヨシコリのためにエツコさんが車で伴走してくださって、安心して撮影にのぞむ。

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いつもの「まったりし隊」で。

これが難しい。ディレクターさんから、何かあったら撮影してくださいね、とヨシコに指示が飛ぶ。するとヨシコはいつものカメラを構えながら、この時期は何もありませーん!と笑ってる。

ヨ、ヨシコよ。番組にならぬではないか。

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ほっとすいていしょん比良のすぐ横で。

いつも水筒に入れる湧き水を紹介。この湧き水を使ったほっとすいていしょん比良の料理は最高。合流したキャスターの浅岡理紗さんも、目の前に広がる比良山麗の景色を見ながら、いつものロケ弁800円は何だろうと言う。それほどここの弁当はおいしい。

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さぁ、次は専業農家さんを訪ねます。

ほっとママの紹介で、甚一さんの畑へ。よく見ると、収穫を終えた田んぼを畑に転換し、大根、壬生菜、日野菜、水菜、レタスが育ちつつある。農協から依頼されたこれらの野菜たちは、収穫され、いずれは堅田の朝市へ並ぶ。

普段、来ない我々を威嚇する犬の声が響く中、収録がスタート。始まったと同時に気になったのは、甚一さんの帽子。大きな値札がついたままなのだ。最高です!

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撮影ってこうなっているんだなぁ。

カメラが入ると少なくとも段取りというものがある。声をかけ、お邪魔し、会話する。一度ならず、何度か同じ会話を撮りなおすこともあるし、違う角度から撮影することもある。編集の都合で色々と大変なのだ。

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そうこうしていると何だか、普段の我々と違うなぁとも思ったものだが、収録後、甚一さんにいつものようにボクが声をかけ、自然なかたちで立ち話していると、知らずカメラが回りだす。ディレクターさんによると、そのテイクが良かったらしい。

ほっとママは野洲からの研修の受け入れなどで忙しいのに、収録が終わるまで、近所の方に今、何の撮影をしているのか説明したり、甚一さんにお礼を言ったりと、最後まで責務を果たされる。

日差しがきつくなり、ヨシコリが疲れだすと、優しい照明さんが、大きな発泡スチロール製のレフ板で陽をさえぎって日陰にしてくれる。田んぼの中でヨシコがヨシコリを抱きかかえ、今しか飲めないぞ!と言い、立ちながらヨシコリに授乳。ヨシコリは足をバタつかせながらも、しっかりと飲み始めた。

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こらこら、睨まない。

ヨシコリがカオルくんに会うなり、しかめっ面。小心者だからか警戒しているのであろう。一方のカオルくんは、大きな心でヨシコリの手をきゅっ!と握ってくれる。中川木工芸 比良工房へは1年ぶり。中川さん御一家が迎えてくださる中、収録開始。

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桶をつくる工程を実演していただく。

そんな経験は、中々ない。中川さんによると京都では昔250軒あった桶屋も今は4軒。時代の流れでプラスチック製品に取って代わられたとはいえ、激減である。それでもお話を伺っていると、木の桶は一部分割れてしまっても修理がきくし、大切に一生使えるものと知る。

それを聞きながら、この地域のイベント「かんじる比良」のことを少し思った。直接、このことを職人の口から聞くことができる機会であり、それは一般人である我々からすると、貴重なことだと感じたからだ。そこから桶やその仕事に興味を持ち、また再び訪れたくなるものである。

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うへぇ、疲れたー。

中川木工芸から一足お先にギャラリーskogで休憩。ヨシコリも抱っこ紐から解放されてのびのび。ボクは差し出されたビールをグビグビ。それでもまだまだ撮影は続くのだ。

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蓬莱山に日が沈む頃。

眼下ではskogの愛犬「きなこ」が、お尻を振りながらはしゃいでいる。舞台をskogの2階へと移し、エツコさんと我々のインタビューが収録される。出会いから今まで、そしてこれからを語り終えたころ、比良はすっかり漆黒の闇に包まれていた。

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本日の主演女優賞。

ヨシコリは撮影が終わると同時に寝た。それまで泣かず、また緊張していたのであろう。いつもありがとう。ゆっくりお休み。

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さぁ、どうなることやら。

今日一日中、収録があったわけだが、25分の番組なので2分も写っていればいいかな。あとは編集さんにお任せです。関西もっといい旅 (総合 11月27日午後7:30~7:55放送)は、近畿圏の人なら見れることでしょう。

N 二度とない

H はりきり

K 家族

を乞うご期待。

※NHKのディクター、キャスター、カメラマン、照明さん、音声さん、そして比良の皆様、お世話になりました!

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森の香り

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次はこっちへ行きましょう。

休日を万博公園で過ごしていると、クスノキのむこうから、ある団体が近づいてきた。彼らは目が見えない人たちで、白い杖を片手に散策されている。

そしてふと立ち止まり、木々に触れ、サポートされている方からハート型の落ち葉を渡されると、匂いをかぐ。

あぁ、甘い香りがしますね。

それは桂の木からこぼれた落ち葉。ボクたちはその上にシートを引いて寝転がっていたのだが、その匂いには気づかなかった。さっそく落ち葉を鼻にあててみると、確かに甘い香りがする。

あぁ、いい香り。

香りだけで森に包まれる。横でごろごろしているヨシコリは、どんな森を感じているだろう。

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かんじる比良(2009秋)

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ここは雨が降ってないね。

蓬莱から比良駅下車。晴れていた空は、一転、雨模様となる。御旅所の木の下は格好の雨宿り。福田寺で開催されていた「作家の仕事展」の帰り道では、たくさんの猫たちもそれぞれの場所で雨をしのぐ。

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ほっとすていしょん比良の味。

魚のマリネおいしすぎと、ヨシコは言いながら里山弁当に夢中。ヨシコは食事に集中するタイプだからか、ヨシコリが寂しそう。ちょっとは私もかまってよね、と言わんばかりの顔をいつもするのは何故だろうか。

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雨でしっとりとした比良もまた美しい。

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やっと着いたー!

雨の中をヨシコリ抱いて傘をさし、車道を飛ばす車に怯えながら到着したのはH made market。ヨシコがひとつ買うものを決め、手に持っていると、店長?であるトーイくんが、1個じゃなくて、2個買ってもええでー!と商売上手。こはるちゃんは、ここからここまでぜーんぶママが作ったんだからー!と得意気に紹介してくれる。旦那さまからは、背骨が曲がったアロワナの思い出話を、温かなコーヒーとともに。

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ここでもヨシコリ、おもちゃで接待される。

トーイくん、こはるちゃんがササッ!と持ってきてくれたのだ。赤ちゃんを見ているとトーイくんは弟が欲しいのだろうか。

ボク、男が欲しい!

ママ、生まれてやー!

ちょっと不思議な日本語でおねだり。こはるちゃんは、おもちゃを片付けるのが早い!

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ん!!うますぎる!

ヨシコはギャラリーskogで干し柿に舌鼓。実はオーナー夫妻の御厚意で、1日比良の日で展示したまったりし隊の写真たちが、こちらでも展示させていただけることになったのだ。雨の中、わざわざ車で迎えに来てくださったTさんにも感謝。

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外はまだまだ雨が降る。

野外造形展の作品は比良川の土手で静かに佇んでいる。振り向くと霧が立ちこめ、比良の山々が見え隠れする幻想的な風景。それはまるで映画を見ているようだった。比良は雨の中でも、 十分に何かを感じさせてくれる。

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2007年から続く「かんじる比良」も、3年目。

ほっとすていしょん比良の食卓の上。ひと言メモ帖の中には、「今日半日、地元の方との触れあいの中で、とても好きになりました。また来ますね」というお客さまのコメントが書かれてあったことを思い出す。

ボクは美味しい干し柿を食べながら思うのだ。桃栗3年柿8年。このイベントもあと5年後に、さらなる結実をみるのだろうと。

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おやつ工房むす

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「だって美味しいねんもん」とヨシコは言う。

先のイベント「1日比良の日」においてあまりのおいしさにびっくり。その場で、全種類の「むしぱん」を予約しておいたのだ。さて記念に写真でもと思いカメラをむけると、すでに「はらぺこあおむし」が食べたような状態に。

ヨシコを見るとすでに頬張ってニコニコ。

ヨシコリはそんなお母さんを見上げて指を吸っている。

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思わず「ただいま」と言いたくなるような家。

湖西線、蓬莱駅からほど近くにおやつ工房むすはある。「かんじる比良2009秋」というイベントが開催された今日、小さな2歳の女の子が玄関で店番をしていた。天気予報では雨なのだが、いざ来てみると青空広がる気持ちよい朝。かんじる比良ニュースを書かれた黒板の前にはカボチャ。何ともいえない木の郵便ポスト。サラサラと気持ちよい暖簾をくぐると、小さなむしぱんのような、かわいいお店があった。 

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お待ちしていました。どうぞ、家の中へ。

むすさんに案内された奥座敷を見ると、ヨシコリのために用意された布団があり、その心づかいだけでお腹いっぱいになる。さっそく屋根裏へとあがるであろう古い梯子の下で靴を脱ぎ、お邪魔する。

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とにかく気持ち良すぎます。

縁側の前に畑、そして彼方に琵琶湖。干し柿が吊られているその縁側で、半日寝たくなるような空気感。この家の昔の写真を見ると、失礼な言い方かも知れないが、廃屋である。それがよくもここまで素敵な家に変貌したものだと、コツコツと家をつくられたむすさんたちのパワーに脱帽です。

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スーパーお父さん。

ヨシコがヨシコリを抱いているので、ボクはむすさんの娘さま、2歳の女の子と遊ぶことになる。 とにかく元気。机の周りをグルグルと走り出す。それをつかまえては「高い高い」をすること50回以上。ヨシコリもこうなるのかと思うと嬉しくなる。その後、かくれんぼ、抱っこ、追いかけっこと1時間。

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ふと見ると、色とりどりの積み木のようなものがあったので、娘さまに、これ綺麗だねと言うと、綺麗、と言う。すごいねと言うと、すごい、と言う。

誰が作ったの?

お父さん。

スーパーお父さんだね。

シューパーお父さん。

こうやって子どもは反復することで言葉を覚えていくのだろう。

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おじさんの足、短い?

短い!

おっと、子どもは反復することで言葉を覚えるのだった。聞き方を変えねばならぬ。

おじさんの足、長い?

短い!

・・・・・・。

子どもは正直である。

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そのころヨシコリは。

何だかひとりでモゾモゾ。そこからクルッと半回転!

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何と生まれてはじめての寝返りをしたではないか!

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皆で拍手。ヨシコ大喜び。ヨシコリ満足気。

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おもちゃあるんですけど。

小学校4年生の娘さまは、そう言いながらヨシコリにおもちゃを与えてくれる。そして抱き寄せたあと、ヨシコにヨシコリを返すとき

「ありがとうございました」

と言う。その言葉を聞いてこちらも背筋がのびる思いである。

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そうこうしているうちに、むすさんが新たに「むしぱん」を作ってくださいました。湖北はシバタプラセールファームの小麦と、卵、牛乳だけの全粒粉のむしぱん。素朴で、その素材だけの味が口いっぱいに広がります。本当においしい。カラダが喜ぶ味なのだ。

気づけば2時間もお邪魔していたことに気づく。この家の時間はゆるやかで、きっと家の外と時の流れが違うのだ。

この家には座敷童子がいるんです。

来た時に言われたむすさんの言葉を思い出す。きっと彼の仕業なのだろう。

さぁ、次の目的地、比良へと向かいましょう。2時間遊び続けた2歳の女の子が、別れ際泣いてしまうのではないかと思っていると、むすさんに抱きつきながら、元気に

バイバーイ!

おそらく「64」個目の「むし」ぱんをくわえながら、あっさりとしたものである。

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駅に向けて歩きながらヨシコは、子どもは本当に強い。どんなときもお父さん、お母さんを信じ、疑うことのない強い心を持っているのね、と振り返る。

それを聞いたボクは女の子との反復言葉遊びを思い出していた。

お母さんのむしぱんおいしい?

おいしい!

このお家好き?

大好き!

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新・農業人フェア

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なぜ、自然農法を選択されたのですか。

美味しいからです。

会場につめかけた若者の質問に、農家のおじさんは当然のように答えた。それを聞いたボクは、これほど腑に落ちる答えはないと、衝撃を受けた。

やれ、カラダによい。環境によい。地球に優しい云々。

ボクは少々頭でっかちで、自然農法、有機農法に関する書物を読むものだが、そんな様々な薀蓄を聞くよりも、「食べたら分かる、美味しいから」というシンプルな原動力こそ、忘れがちなものだった。

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また自然農法をされているその人は、先の石油の高騰時でもほとんど影響を受けなかったと言う。化石燃料を原料とする肥料代は年間1万円ほど。ハウスにおける暖房など、他に依存しない形態で行う農業は、自分で未来を描くことができるのであろう。また、直売という販売形態をとることで、お客さんの喜ぶ顔が直接見れることの幸せ、口コミのおかげで海外からの安価な農作物にも対抗できているという報告だった。

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少し興味があって参加したこの新・農業人フェアは、若者や家族連れでいっぱいだった。皆、農業に関心があったり、移住を考えていたり、新規就農を考えていたりと、ブースは熱気に包まれている。会場であるスカイビルから梅田の駅前開発を見ると、真っ白は灰塵が、赤いクレーンに導かれるように、空へと上がる。この会場では、スピーカーから大地に根ざす暮らしが叫ばれている一方、ガラスの向こう側では、突貫工事、高層ビル群が霞んで見える。ボクの目と耳は、相反する刺激を受けて、混乱してしまった。

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帰宅すると、生野菜が食べられない八百屋の大将が、何と生野菜を食べているではないか。「甘なが」が熟し、赤くなったものは市場で売れないと、農家のおじさんが、無料でやるから持って帰れと言われたらしい。八百屋さんは、見た目判断で、そんな赤くて辛いもん、食えるかと言うと、農家のおじさんは、アホ、めっちゃ甘いんやと返す。もし、辛かったら承知せんへんぞと言いながら八百屋さんが口にしたところ、めっちゃ甘い、これもらうとなったわけである。

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大将はレジを打ちながら言う。ほんでな、甘くて気に入ったから、次の日ももらいに行ったんや。そしたら今度は金とりよったと笑う。その農家さんも、無農薬。「美味しいもの」は、生野菜を食べれない八百屋も買うのだと、あらためて考えさせられた。

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1日比良の日写真展

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すみません、「しゃもじ」ありませんか?

ほっとママが真顔で受付の職員さんに聞いている。明らかに事務員であるその職員さんは、自らのデスクを見渡すも、ファイルが多いその上に、ましてやデスクの引き出しに、筆記用具はあれど「しゃもじ」があるはずがない。ボクはその光景がとても滑稽なものに見えて何だか楽しい1日が始まったことを感じた。

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さて、その「しゃもじ事件」の前にも、比良の新米の炊きたてを味わってもらうわよー!と意気込んでいた我らが「ほっとすていしょん比良」の皆さんは、米はあれど炊飯ジャーを忘れたことに気づいて右往左往。その後、何とか炊飯ジャーも用意できた、米も炊けた、うーん、いい香り、さぁ、味わって・・・あれ?しゃもじがない!ということになったらしい。

そんなドタバタとした雰囲気ではじまった「かんじる比良」の出張イベント「1日比良の日」。私たちも写真展の依頼をいただいて参加させていただきました。

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ヨシコリが「おっぱいくれー」と、ぐずりだす。

他の写真家さんの展示の準備も任せていただいたのだが、ヨシコとヨシコリが授乳のために退散。ひとりでせっせと準備するも時間オーバー。横ではすでにワークショップが始まっていて、和気藹々。

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うまーい!

skogのエツコさんが、むすさんの「むしぱん」を全種類買い求めてくださっていたので、ありがたくいただき、堪能。手作りの優しい味が、口いっぱいに広がります。中に入っている芋も美味しい!そのむすさんの「むしぱん」は大好評、開始から1時間で完売してしまいました。

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ブログの効果は恐ろしい。

ほっとらいんさんのヨシ笛とギターの音色を聞きながら、他に参加されている皆さんのところを回っていると、皆さんヨシコリのことを知っていたり、ボクが酔っ払いであることがばれていたりして、あらためて「ブログを公開しているということってこういうことなのね」、と思う。

さっそく比良水さんの、唐唐や、ホタテのヒモキムチを試食させていただくと、これはビールでしょ!と思ってしまう。梅干キムチは帰宅後、ご飯のおともにいただくと、これまた絶品!ほどよい辛さのあとに甘さがやってきました。

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おいしいものをよく知っておられるのでしょう。

ほっとすていしょん比良のスタッフの方は、ほっとママを残し、そんなキムチへ殺到中。その間の接客をskogのカズオさんが嫌な顔ひとつせずされていたのがおもしろい。このようなイベントを通じ、お客さんはもちろんのこと、「かんじる比良」参加者同士の交流もまたすすむのです。

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まったりし隊の写真展。

さて今回の写真展も、ヨシコが撮影したモノクロ14点と、カラー7点に、ボクが文章をつけるといういつものスタイルで、4月の比良におけるお祭りを写し出した「ハレ(非日常)」と、ふだんの生活である「ケ(日常)」を、興味ある「食」を中心に展示しました。服部さんと加藤さんの素敵な風景写真と、ほっとママが比良から摘んできたススキや草花と相まって、比良の空気感をこの場所に持ってこれたのではないでしょうか。

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そんな1日比良の日もあっと言う間に終了です。

片付けを始めようとしていると、北比良の古老、モリさんがわざわざ訪ねて来てくださいました。もちろん「ほっとすいていしょん比良」へ直行です。その後、比良のお祭りの写真などを見ていただきながら、個人的に聞きたかった比良の歴史について質問したところ、色々と教えていただけました。

何度も書いているように、比良の歴史や民俗学の資料は非常に少ない。しかし、モリさんの深く細やかな話を聞いていると、逆のこともまた言えるのではないかと思えてくる。比良では歴史ハイキングを毎年開催できるように、このようなことを語り継げる人が幾人もいるので、未だ文字としてまとめる必要がないからではないかという思いである。

そこから片付けをすすめ、写真を展示していたボードを裏返すと、南比良のふるさと絵屏風が出てきた。何だか、北比良と南比良がここでも対立しているみたいで、可笑しくなる。その絵屏風をよく見ると、同時開催されているはずの北比良の神輿が描かれていない。何だかこういうの、好きだなぁ。北比良の人は、南比良など知らぬ存ぜぬ、南比良の人は、北比良など知らぬ存ぜぬって感じで。

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ヨシコリは何でも知っている。

イベント中、ヨシコリは泣き言ひとつ言わず、黙ってヨシコやボクの動きを見ては考えて行動していたように思う。ヨシコは色々な本や雑誌で赤ちゃんのサインを読み取るべきとあるけれど、赤ちゃんのほうが親のサインを読み取る達人なのだから、 敵うわけがないと言う。もっと気楽にやるわと笑ってる。

最後の締めのとき、ヨシコリはエツコさんの腕の中で粗相をしたのだけれど、次は電車でブリブリ、う○こをするんやぞとカズオさんが言い聞かす。

さぁ、帰ろう。山科から電車に飛び乗って大阪へ。電車が動き出すなり、ブリブリブリブリ。ここならいいんでしょ?とばかり、ヨシコリはニヤリと笑う。

ヨシコリはやっぱり何でも知っている。

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ミリバールとフレイバー

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はっ!ここはどこ?

こんにちわ。昨日、神様に「家でゆっくりお母さんとのおっぱいタイムを楽しみたい」とお願いしたヨシコリです。

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でも、目覚めてみると、この風景。

家の天井が風で飛んで行ってしまったのか。いや、どう考えても家ではありません。

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うーん、思い出せ。思い出せ。

確か、寝ぼけている間にお母さんが何か準備していたところまで記憶にはあるのだが・・・。

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でも、何だか気持ちいいー!

公園でオムツの交換、最高ー!こんな朝ならいいよね。

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今日は、ミリバールギャラリーまでやって来ました。

荒井葉子・金子京美・川上喜子 EXHIBITION [ FLAVOR(フレイバー) ]の観賞が目的です。聞くところによると、お父さんの高校時代からの友人だとか。それぞれの個性が持つフレイバー(風味、趣、味わい)を、楽しませていただきました!皆様も今月24日までですから、ぜひ。

そしてミリバールのオクヤマさんは影から「ヨシコリちゃーん、ヨシコリちゃーん」と小声で呼んでくれます。わたしは嬉しくなってにっこり笑ってしまいました。

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ふんふん!

おいしい料理を待つ顔は、親子一緒とお父さんが笑います。ミリバールのランチはとっても美味しいようで、早く歯が生えてこないかなぁと、今から楽しみです。はぁぁ、豚肉噛み切りたいわぁ。厨房のウチベさんは、旧日本兵のような顔に。いつかオススメの生ギネスビールをグビグビ飲みに行きたいと思います。

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でも今は、やっぱり風呂上りの母乳でしょ!

ぷふぁぁあ!

このフレイバーがたまりませんわ。

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ロハスフェスタ

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なっ、何故だ。

こんにちわ。趣味がおっぱいのヨシコリです。

昨日、お父さんが大仏さまに誓って「明日は家でゆっくりする」と言ったのに、地ビールがあるという噂を聞きつけるなり、大仏さまを裏切り、飛び出してしまいました。

もう、お父さんったら。信じられない。

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やって来たのはロハスフェスタ。

2日連続、万博公園です。昨日とうって変わって、人、人、人。もうわたしフラフラです。木陰でゆっくりさせてください。

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あら、お父さん、何をお読みなの?

どれどれ環境社会学(嘉田由紀子 著)ね。琵琶湖博物館の冨江家のことや、第6章の自然の中の遊び(生物多様性と子どもたち)が気になるわ。今はまだ読めないけれど、いつかきっと理解してみせる!

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ロハスって何なの?

「Lifestyle of health and sustainability(健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル)」なのかも知れないけど、高速道路1000円をいいことに、名古屋や横浜、各県から大阪までわざわざ車でお越しのご様子。いつもより公園のまわりはびっしり渋滞で、排気ガスがすごいです。ゲホゲホ。お父さんが車道を通らない抜け道を見つけてくれたからいいものの、健康と社会に配慮して欲しいわ。はぁ、わたしはやっぱり「Mm」のほうがいい。

えっ?「Mm」知らないの?

Mother's milk(母乳)に決まっているじゃない!

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あぁ、神様。

明日こそ、家でゆっくりお母さんとのおっぱいタイムを楽しみたいの。どうかお願いします。

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生後396ヶ月

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とうとう生後396ヶ月になりました。

こんにちわ。最近、風呂上りが奈良の「せんとくん」にそっくりなヨシコリです。実は、今日、お父さんの誕生日。

10月10日生まれ、33歳、ぞろ目です。

何とわたしの体重も5.55kg、ぞろ目です。

何と(710年)大きな平城京。

あっ、すみません。「せんとくん」にそっくりなだけについ。

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あれ?休日なのに人がいない。

お母さんは、乳母車(プスプス)を押して散歩に連れて行ってくれます。いつもなら賑やかな万博公園も、高速道路1000円の効果でしょうか。ガラガラです。

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うーん。緑の匂いが気持ちいいぃ。

するとどこからか、肉が焼ける匂いが漂ってきます。お父さんに聞くとBBQ(バーベキュー)の匂いだよ、と教えてくれました。BBQって何だろう。何でも知っている若者代表、お母さんに聞いて見ると。

B(ババーン!と)

B(バケツ一杯)

Q(食っちゃうぞ!)

という意味だと教えてくれました。

Birthday4

お母さんが食いしん坊なら、お父さんは酔っ払いです。

さっそく誕生日だからと言ってカナダのビール、トラディショナルエールに舌鼓。お母さんは、その内容量341mlという細かい表示に興味津々。わたしはおっぱいが欲しくて仕方がありません。

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自然のこえ 命のかたち-カナダ先住民の生みだす美

人がいないことをいいことに、館内へ。わたしが泣いても安心と考えたのでしょう。いつの間にやらわたしは疲れ果て、夢の中へ。お父さんとお母さんはその間、ゆっくりとイヌイットと北西海岸先住民のアートや彼らの文化を堪能されたようです。

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お父さん、お誕生日おめでとう。

でも、明日は家でゆっくりしようね。お母さんとのおっぱいタイムを楽しみたいの。大仏さまに誓ってお願いね。

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薪割り

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どうせなら、かの地へ。

心身ともにリフレッシュすべく、最寄り駅で行き先を思案する。ヨシコと目を合わせ、やっぱり行きますかと、湖西線。比良駅の改札を前に、ヨシコリに切符を持たせてみる。するとヨシコリはその小さな手でしっかりと切符を持ち、そのまま駅員さんに渡すではないか。駅員さんのありがとうの言葉を背に、いつもの場所へ向かうと、玄関に「かんじる比良2009秋」のポスターが貼られていた。

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比良の空の下で、比良の空のポスターを。

縁あって今回のポスターも去年の秋に引き続き、ヨシコの写真が使われることとなった。必然的に、ポスターの中を歩く男は、わたしとなるわけだが、いつも同じ服を着ているので、何だが恥ずかしくなる。しかも大津市の目立つところに数箇所、貼られるらしく、このポスターを見て当日、足を運んでいただけたら、きっとこのポスターよりも清々しい気持ちになれることだろう。

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もし明日、死ぬならば最後に何を食べますか?

わたしは「ほっとすていしょん比良」のご飯を食べるわと言いながら、ヨシコは2ヶ月ぶりのコロッケ定食と、米粉ピザに舌鼓。ヨシコリのために、さっと布団を用意してくださった、ほっとママはじめ、スタッフの皆様に感謝。生野菜の食べられない八百屋さんの話で盛り上がる中、ガラガラ!とトビラが開いたと思えば、skogのカズオさんがわざわざ迎えに来てくださった。それを見たヨシコがヨシコリに、

比良のおじいちゃん来てくれたでー。

と言うと、カズオさんは、

やかましい!と笑う。

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ヨシコとヨシコリを乗せた車は走り去る。

ボクはひとり、比良を歩く。10月17日の「1日比良の日」というイベントで写真展を開催するのだが、これまたヨシコの写真に言葉をつけなくてはならぬ。刈られた田んぼを見ながら、今のボクの心境にそっくりだなぁと思う。今まで随分、比良を言葉にしてきたが、 まだまだ言葉にせよと駆られるのだ。

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さて樹下神社が綺麗に生まれ変われば、天満宮もそれに負けじと工事中。北比良と南比良のにらみ合いはそんなところにも現れているのだが、今やにらみ合いというよりも、切磋琢磨しているように思えてくる。その心意気を存分に味わえる4月のお祭りは、来年こそ、両比良同時開催であって欲しいものである。

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蜂の巣退治に行こう。

カズオさんに連れられて、さっそく退治にむかう。聞くと、薪割りをする場所で、よく蜂を見かけるそうな。問題の蜂の巣に、5m先から噴射された殺虫剤が命中するも、蜂は出てこず。きっと外出中なんだろうなぁ、だってまだ夕刻だもの。そして蜂は黒いものめがけて襲ってくるので、白の服でむかうのが基本と聞いたことがある。みれば、カズオさんは白髪、白シャツ、白ズボン。完璧ではないか。

ひと段落して、カズオさんはいつもの落ち着いた声で言う。

薪、1本割ろうか。

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気持ちよすぎる。

深い緑の空気の中で、薪割り斧を振りかざし、重力とともに振り下ろすと、スコーン!と真っ二つ。割れたのは薪か、それとも心のもやもやか。薪1本と言っていたのだが、気持ちよい汗とともに、それ次も!と丸太を抱え込む。しかし、次の1本が曲者だった。

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楔泥棒。

あまりにも堅く、いやむしろ柔軟であるために、斧では割ることができず、楔を打ち込んでいく。何本もの楔をくわえても、俺は割れねぇぞと言わんばかりの薪を相手に、2人で格闘する。陽が傾き、夜の虫の声に変わろうとするころまで、カンカンと金属音を響かせ、それでもダメならばと、チェーンソーをひっぱりだす。

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そろそろ帰ろうか。

気がつくとギャラリーskogから横の小道にオレンジ色の光がこぼれている。その中では、ヨシコとヨシコリ、エツコさんが2人の帰りを待っていた。心地よい疲労感とともに車上の人となり、目指すはキンキンに冷えたビール。琵琶湖には中秋の名月が、さらさらと音をたてて映る。夜はすっかり比良を飲み込んで、湖西線の電車の窓の連なりだけが、近江舞子へと向かっていった。

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朝の風景

Ranning

朝、出かけようと靴を履いていると、後ろからヨシコの声がする。

父ちゃん。

なんだい。

今日から寒くなるから、もっと温かな格好をしていけば?シャツをもう一枚着るなり、長ズボンにするなり、そうじゃないと風邪をひいちゃうよ。

おぉ、そんな心配をしてくれているのかと振り向く。

するとヨシコリを抱いたヨシコが立っているのだが、どうしても気になるので言っておいた。

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寒さを心配してくれるヨシコよ。

お前はなぜ、タンクトップ1枚なのだ、と。

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炭焼きイタリアン il mondo

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あたし、今日はお腹減らしてきたの。

こんにちわ。先日、お父さんに「おっちゃん」と語りかけてしまったヨシコリです。家にいると何やら階下から、オリーブオイルとニンニクの香りが漂ってきます。授乳中のお母さんが、その匂いに反応し、ランチに行きたいと言うのです。

ヨシコリちゃんも食べれるものがあるかな?と言うので、あら?そう?スペシャルなイタリアン母乳でもあるのかしらと、ウフフと笑いました。

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真向かいの八百屋さんの新鮮な野菜を使ったイタリアン。

野菜にこだわった自然派炭焼き料理店が、本日オープンするとあってお邪魔する。家から徒歩15秒。雨が降っても洗濯物を家に取り込めるし、オムツを換えてもらうのも便利だわ。 ゆったりとしたソファーに寝ながら、イタリアのマンマのスペシャルな母乳をメニューから探すも、あらやだ、わたしまだ字が読めないわ。

お母さん、任せたわよ。

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パスタセット。

グリーンサラダ、本日のパスタ(プチトマトとルッコラのパスタ)、ドリンク付き。いつもお世話になっている八百屋さんの野菜が、プロの手にかかるとこんな味になるんだぁと満喫。

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炭焼きランチセット。

グリーンサラダ、炭焼き野菜とイベリコ豚、自家製パン、ドリンク付き。野菜がうまいと焼くだけいいですよね。イベリコ豚もたっぷりあって、思わずビールが飲みたくなる。他にもランチでは炭焼きベジタブルセット、スジ肉の欧風カレー(1日限定5食)、+300円でプチデザート盛り合わせ(これも美味しかったです)が付いてきます。

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あれ?

肝心のマンマの母乳ランチは?

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早く母乳くれないと、あたし泡ふいちゃうわよ!

家から15秒で、お母さんの母乳タイム。この気軽さがたまりません。

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小さな成長

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ウキキキキー!

ボクはキョロキョロと見渡した。何だ今の声は。もしかしてと思い、ボクの足の上で寝転がるヨシコリを見ると、笑っている。

ウフフフフ。

おぉぉ、ヨシコリ。とうとう声を出して笑うようになったのか。

Warau2

ヨシコリちゃんのパパ、おはようございまーす!

隣に住むイチカちゃんは2歳の女の子。秋空の下、洗濯物を干すボクにむけ、恥ずかしそうにしながらも、挨拶してくれる。

ヨシコリちゃんはいますか?

その声に応えるため、ボクはおっぱいを飲んだばかりのヨシコリを抱きかかえ外に出る。そしてイチカちゃんとご対面。するとイチカちゃんはその小さな手でヨシコリの頭を撫で、そして抱こうとする。小さな女の子が精一杯みせるお姉さんの仕草に、 ヨシコも嬉しそう。

Warau3

はじめてイチカちゃんと出会ったころ、彼女はまだ歩けなかった。

それが今では挨拶してくれうようになり、自分の意思を恥ずかしそうに伝えてくれる。そして今日はヨシコリが声を出して初めて笑った日。そんな小さなひとつひとつが、子どもの成長として心に残るなんて、ほんの1年前まで夢にも思わなかった。

ヨシコはご飯を食べながら言う。

わたし、生まれて来て良かったわ。

どうしてかね。

こんなにもかわいいヨシコリのお母さんになれたからよ。

振り向くと、ヨシコリは僕たちの食事が終わるまで泣かずにじっと待っている。あんな小さな子が、手をぎゅっと握りしめてこっちを見ているのだ。ボクは何だか感傷的な気分になり、箸を置き、ヨシコリに近づくと、いつもより大げさに抱きかかえ、いつもありがとうと言った。

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生後3ヶ月

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茶殻で掃除しちゃ~うぞ♪

ヨシコは朝からご機嫌な歌を歌いながら、掃除している。どうやらホウキで茶殻を転がしながら掃除すると、ホコリが茶殻に絡み付いて、きれいになるらしい。その後、ほんのりとした茶の香りも魅力のひとつなんだろうなぁ。

今日はヨシコリの生後3ヶ月を祝うため、ヨシコの幼馴染2人が訪れてくれる日。ヨシコはよほど嬉しいのだろう。いつもより多めの茶殻が和室に撒かれては、ホウキで掃いていく。

はぁ、スッキリした!と掃除終了したヨシコ。彼女が洗濯物を干しに外に出ている間に、ボクは部屋のあちこちに取り残された茶殻をそっと回収した。

Chagara2

3ヶ月おめでとう!

ヨシコリのために、わざわざケーキをいただいた。ヨシコリはまだ食べることはできないけれど、その心づかいに感動。その3本の蝋燭は、4歳から続くヨシコと幼馴染2人の友情を表しているかのように、秋の風にも負けず、キラキラと輝いている。よく見ると、申し合わせたかのように、3人とも上着が白、スカート、ズボンが青なのだ。

6月生まれはいいのよー!

そう言うヨシコの幼馴染2人も、6月生まれ。ヨシコリと同じである。ただこれを聞いて分かったことがある。6月生まれの人は、6月生まれはいい!優しい!など、自分の誕生月を褒めちぎる傾向にあるのだと。ヨシコリが将来、そのようなことを言うのかと思うと、今から楽しみなのだ。 (ちなみにヨシコリの祖父2人も6月生まれ)

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ペンライトとたの算(楽しい算数)事件。

ヨシコは晩御飯のあと、幼馴染との思い出をずーっと話してくれる。五輪真弓歌いながら帰った塾からの道。バレー部での話。ピアノ伴奏をがんばった話。それは永遠と続き、またボクの中で人物相関図をつくりあげるのが複雑なぐらい、その友好関係をすらすらと諳んじる。

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話が終わったかと思えば、父ちゃん、後ろのガスの元栓切ってとヨシコがボクに指図する。ガスの元栓を切ると、それで安心したかのように再び途切れることなく、また楽しい話が続いては、ヨシコリが寝たために暗くした部屋の中を、いつまでも笑い声が響くのです。

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