
もちっ!ほかっ!
JAレーク大津の施設がカメラに入ると、NHKのカメラマンは、あれはフレームに入れたくないなぁとカメラを下ろす。かんじる比良2009秋のポスターの撮影地となった南比良で、まったりし隊がNHKの取材を受けている。再びカメラを肩にかけ、ファインダーをのぞき込んだその先に・・・。
谷口さーん!写ってまーす!

ことのはじまりは一通のメールだった。
NHKの旅番組を制作されているディレクターさんから、ほっとママの紹介によりお誘いを受け、何が何だか分からないまま比良へ。聞くところによると今月末、比良山麗を舞台に30分の旅番組が放映されるらしい。これも何かのご縁であろうと、少しでもお役にたつのならばと足を運ぶ。ヨシコリのためにエツコさんが車で伴走してくださって、安心して撮影にのぞむ。

いつもの「まったりし隊」で。
これが難しい。ディレクターさんから、何かあったら撮影してくださいね、とヨシコに指示が飛ぶ。するとヨシコはいつものカメラを構えながら、この時期は何もありませーん!と笑ってる。
ヨ、ヨシコよ。番組にならぬではないか。

ほっとすいていしょん比良のすぐ横で。
いつも水筒に入れる湧き水を紹介。この湧き水を使ったほっとすいていしょん比良の料理は最高。合流したキャスターの浅岡理紗さんも、目の前に広がる比良山麗の景色を見ながら、いつものロケ弁800円は何だろうと言う。それほどここの弁当はおいしい。

さぁ、次は専業農家さんを訪ねます。
ほっとママの紹介で、甚一さんの畑へ。よく見ると、収穫を終えた田んぼを畑に転換し、大根、壬生菜、日野菜、水菜、レタスが育ちつつある。農協から依頼されたこれらの野菜たちは、収穫され、いずれは堅田の朝市へ並ぶ。
普段、来ない我々を威嚇する犬の声が響く中、収録がスタート。始まったと同時に気になったのは、甚一さんの帽子。大きな値札がついたままなのだ。最高です!

撮影ってこうなっているんだなぁ。
カメラが入ると少なくとも段取りというものがある。声をかけ、お邪魔し、会話する。一度ならず、何度か同じ会話を撮りなおすこともあるし、違う角度から撮影することもある。編集の都合で色々と大変なのだ。
そうこうしていると何だか、普段の我々と違うなぁとも思ったものだが、収録後、甚一さんにいつものようにボクが声をかけ、自然なかたちで立ち話していると、知らずカメラが回りだす。ディレクターさんによると、そのテイクが良かったらしい。
ほっとママは野洲からの研修の受け入れなどで忙しいのに、収録が終わるまで、近所の方に今、何の撮影をしているのか説明したり、甚一さんにお礼を言ったりと、最後まで責務を果たされる。
日差しがきつくなり、ヨシコリが疲れだすと、優しい照明さんが、大きな発泡スチロール製のレフ板で陽をさえぎって日陰にしてくれる。田んぼの中でヨシコがヨシコリを抱きかかえ、今しか飲めないぞ!と言い、立ちながらヨシコリに授乳。ヨシコリは足をバタつかせながらも、しっかりと飲み始めた。

こらこら、睨まない。
ヨシコリがカオルくんに会うなり、しかめっ面。小心者だからか警戒しているのであろう。一方のカオルくんは、大きな心でヨシコリの手をきゅっ!と握ってくれる。中川木工芸 比良工房へは1年ぶり。中川さん御一家が迎えてくださる中、収録開始。

桶をつくる工程を実演していただく。
そんな経験は、中々ない。中川さんによると京都では昔250軒あった桶屋も今は4軒。時代の流れでプラスチック製品に取って代わられたとはいえ、激減である。それでもお話を伺っていると、木の桶は一部分割れてしまっても修理がきくし、大切に一生使えるものと知る。
それを聞きながら、この地域のイベント「かんじる比良」のことを少し思った。直接、このことを職人の口から聞くことができる機会であり、それは一般人である我々からすると、貴重なことだと感じたからだ。そこから桶やその仕事に興味を持ち、また再び訪れたくなるものである。

うへぇ、疲れたー。
中川木工芸から一足お先にギャラリーskogで休憩。ヨシコリも抱っこ紐から解放されてのびのび。ボクは差し出されたビールをグビグビ。それでもまだまだ撮影は続くのだ。

蓬莱山に日が沈む頃。
眼下ではskogの愛犬「きなこ」が、お尻を振りながらはしゃいでいる。舞台をskogの2階へと移し、エツコさんと我々のインタビューが収録される。出会いから今まで、そしてこれからを語り終えたころ、比良はすっかり漆黒の闇に包まれていた。

本日の主演女優賞。
ヨシコリは撮影が終わると同時に寝た。それまで泣かず、また緊張していたのであろう。いつもありがとう。ゆっくりお休み。

さぁ、どうなることやら。
今日一日中、収録があったわけだが、25分の番組なので2分も写っていればいいかな。あとは編集さんにお任せです。関西もっといい旅 (総合 11月27日午後7:30~7:55放送)は、近畿圏の人なら見れることでしょう。
N 二度とない
H はりきり
K 家族
を乞うご期待。
※NHKのディクター、キャスター、カメラマン、照明さん、音声さん、そして比良の皆様、お世話になりました!
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