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かんじる比良

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ここはどこでしょうか?

写真のお仕事で比良を訪れているのだが、雑誌編集者のFさんの道案内で現場に向かう。この道が近道なんですよ♪と比良駅から武奈ガ岳の方向に歩き出す。秋の日差し柔らかく、雲間から太陽がのぞいたり隠れたりする。また山の高さを考えると、日没は早そうだ。それまでに写真を撮りたいのだろう、ヨシコの足も軽快だ。

ここはどこでしょうか?

編集者のFさんが尋ねる。さぁ、ここはどこでしょうか。僕たちも笑って答える。どうやら道を間違えたようで、急がば回れ。のんびりと木々の間を、田んぼのわき道を散策する。しだいに雲行きが危うくなるとFさんはさらに落ち込んでいくようで、ボクは雨男なんですよね~っなんて言う始末。大丈夫ですよ、とヨシコ。そうですよね、ボクの父も道は必ずつながっているって言ってましたから。おぉ、それは名言ですね。でも、たまに行き止まりなんですよね~。Fさ~ん、落ち込まないで、楽しみましょ。

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ここはどこでしょうか。

琵琶湖と比良山系に囲まれた場所にスウェーデン語で森を意味するギャラリーskogはあった。あいにくの曇り空のため、数分の太陽の光の中をヨシコは駆け巡る。写真のお仕事に一生懸命なのだ。ギャラリーの概観、内装、作品など目に付き、こころ動くままにシャッターを切る。ボクはのんびり2階のまどから単眼鏡をおかりして、琵琶湖に浮かぶヨットを眺めるのだ。

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ギャラリーのオーナー夫妻はとても明るい方で、とてもおいしい珈琲をいただいてしまいました。武奈ガ岳に登攀後は、このギャラリーの2階スペースで山からとはまた違う風景を楽しみながら、この珈琲をいただきたいなぁと秘かに思う。そしてこの2階のスペースからは、志賀バイパスを走る車、比良駅を発着する電車、琵琶湖をすべる船など動的なものが見える。それが見えると見えないでは静かな生活に与える影響は随分違うようで、寂しさや怖さが不思議とわかないそうです。それはひとり過ごす山の中であっても、どこか人とつながっていることを確認できるものだからだろう。

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ここはどこでしょうか?

その問いの答えは、人も場所も同じで、己とは違う対象物があってはじめて、ボクはここにいると思える。つながりの中でこそ「個」が認識されていくのです。

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コメント

ヨチュオ・セカチノフ、ヨシコ・マッタリーナさん
昨日はお疲れ様でした。
本当に遠いところでしたねえ。

でもお二人がたのしそーに歩いているのでFさんもほっとされたでしょう。
そして、早速「かんじる比良」をUPして頂き謝々です。

今度は登山でお寄りくださいね。

投稿: skog | 2007年11月 4日 (日) 23時59分

skog さま

こちらこそ楽しく撮影させていただき、ありがとうございました。本当に素敵なところですね。手作りのモノに溢れている、人と自然の温かさに触れて幸せな気持ちになりました。

また遊びにいかせていただきます。

投稿: ヨシコ・マッタリーナ | 2007年11月 5日 (月) 20時26分

ヨチュオ・セカチノフ、ヨシコ・マッタリーナさん
こんにちは。

先日はありがとうございました。
きれいな写真を撮っていただいてありがとうございました。

わずかに覗いた太陽と、動いてくれた雲に救われました。

また、お会いしましょう!

投稿: 編集者F | 2007年11月 7日 (水) 17時26分

編集者Fさま

こちらこそ、ありがとうございました!

一時は空模様にひやっとしましたが、なんとか光が差してよかったです。もう道は覚えたので、またふたりで遊びに行ってきます☆

またお会いできる日を楽しみにしています!

投稿: ヨシコ・マッタリーナ | 2007年11月 7日 (水) 22時04分

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