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2007年12月

除夜の鐘

Ibaraki17

今年最後の時間を山崎の観音寺ですごす。

空は満点の星、山の上から見える町の明かりも星のよう。生まれてはじめて鐘をついた。お腹のあたりまで響く素敵な音色が山野に木霊する。

2008年も皆さまにとってよい年になりますように。

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あら、奥さん。

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お日柄もよく。

来年もよろしくお願いしますね。ミミちゃん。

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やっぱり本と音楽が好きみたい

TVとサヨウナラしてから、どれだけの時間を読書と旅、音楽を聴くことに費やしただろう。(わが家には時計もないので気にはしないが)今もジョン・バトラーのライブアルバム、LIVE AT TWIST & SHOUTを聞きながら過ごしている。US限定版らしいが、たまたま梅田のタワレコで見つけ、のっけからガツンとやられた。このような出会いは中々ないので、本当にうれしい。ひとりでギターをかき鳴らし、人々を天にも昇る気持ちにさせていく。ライブならではの早いテンポ感、熱さにあふれていて久しぶりに心が震えた。やっぱりホント音楽が好きみたい。

音楽はやっぱりライブだ。今年もアナム&マキのライブでやられた。沼澤尚、中村キタローというリズム隊もなんて楽しいこと。DVDでもデヴィッド・ギルモアの覇響(何という邦題!)でノックアウト。またU2のGO HOME、最近ではヨシュア・トゥリーのボーナスDVD、1987年のパリのヴァンセンヌ競馬場でのライブでも腰が抜ける。やっぱりホント音楽が好きみたい。

さてさて森の人、デルス・ウザラーという絵本がある。今、その本を読み終えたばかりであるが、その絵の素晴らしさと内容は筆舌に尽くしがたい。大人も絵本を読むべきだ。そぎおとされたシンプルな文体ほど、伝えたいもの、感じるものが多分にあるのですから。また年齢とともにその言葉の意味は変化していく楽しみもあるのです。

あっ、ジョン・バトラーのライブCDが終わりました。次はビル・エバンスのEXPLORATIONSをかけよう。本を読むときはそれを邪魔をしない音楽がいいのです。そして宮本常一さんの「ふるさとの生活」をパラパラとめくり出す。やっぱり本と音楽が好きみたい。

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短いお話。

ヨチュオさん、足が短い。

突然、ヨシコは言う。確かに短い。圧倒的に短い。ビール瓶2本ほどの長さであることも知っている。では逆に何が長いかと聞いてみた。

鼻と首。

鼻が長い!?「高い」じゃなくて、鼻が長い!これではまるでゾウさんではないか。

エッ?首が長い!?

これまたキリンさんではないか。確かに職場の人は、ボクをダチョウと言う。それでは他の部位はどうなのだと聞いてみる。

あと全部、惜しい。

ひーッ!せめて普通と言ってくれー!

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メリークリスマス

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クリスマスにつきものはケーキやプレゼントであろう。でも僕たちはすでにプレゼントの交換を1週間前に終えていた。(しかも、その内容が野田琺瑯の蒸し器と、ネイチャーストーブという野外で使う火起し器ときたもんだ)

今日の食卓はめざしに、たくあん、おかゆに隣の酒屋さんがくれた自家製糠漬けの白菜からはじまって、その他もろもろの純和食コース。ヨシコさんが作る料理は本当においしい。クリスマスが楽しいものならば、正直、毎日クリスマスなのだ。

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雨のまったり家

今日はしとしととよく雨が降ったので、お出かけせずにわが家でゆっくり過ごしました。冬至なので、朝からゆず湯に入り、パン屋さんのかぼちゃパンを食べ、

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煮たまご用のゆでたまごをつくったり、

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下のパン屋さんで買った「ハートたまねぎ」を半分に切って

にやっと笑ったり、

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下の八百屋さんでもらった「レッドムーン(赤じゃがいも)」を蒸して

塩胡椒でホクホクいただいたり、

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下のパン屋さんでもらったクリスマスの「ジンジャーマン?クッキー」を眺めたりして、まったりの1日。

そして、今日はキャンドルナイト。

ヨシコ

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「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない

レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」という本にはそのように書かれている。

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最近、週末旅行を重ねていると本当にそうだなぁと思うのです。確かに、木々や鳥たちを見てもどんな名前で、どのような生態系を持っているのか分からないが、あれ?あの木はおもしろい形をしているなぁ、あの白い鳥はカラスとお話をしているが、仲間なのか?、あれ?こんなところに誰か昆虫の羽がついているなど、小さな発見を繰り返し、感じ、それを1日の終わりに楽しかったねと言葉を交わすだけでも十分なのだ。

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しかしボクの場合、寝る前になるとあの木は何という木で、どのような実をつけるのか、それはおいしいのかなど疑問が次から次へとわきあがり、落ち着かず、次の日には調べるため急いで本を買い求めることになる。またそこから得られた知識というのは、スポンジが水を吸うように吸収され、これが困ったことにそれを実体験したくなってフィールドに帰っていくというサイクルになるのです。

すると、そこにはやっぱり色々な人が活動していて、僕たちは歩き、見て、話を聞くことで、そこに住む生命の輝きが網の目のように張り巡らされていることや、また知らない数々の神秘を深々と感じるのです。

ボクたちのお茶の間にも、実は生命が息づいていてる。それは下の八百屋さんで買ったクレソンだ。もともと油で炒めて食そうとしていたのだが、料理をする前にクレソンを見ると、シワシワっと弱っていたのです。それを見たヨシコが、これは一大事と水につけていると、あらまぁ、元気ハツラツに。

今では根が生えてきて、買った当時の1.5倍になる。いつ食べようかと思うのだけれど、こんなに生きているんだ!と叫ばれると、なかなかクチにできない。そこでこのクレソンに名前をつけようと、ヨシコにさっそく名付けてもらった。

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うーん。このクレソンの名前はねー。グレ男(ぐれお)。

えっ!? グレ男(ぐれお)ですか?

すごい名前がついたものだと、ヨシコに理由を聞くと、「このクレソン、器から飛び出してるやろー。せやから人間で言うとグレてるねん。」だって。

そんなグレ男(ぐれお)をはじめ、僕たちはすべて生命のあるものを食し、生きている。このことは知識としてではなく、心と肌で感じ、毎回ありがたくいただこうと思うのです。

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みかん

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実家の母から大好物のみかんが届く。小さな頃から毎日見ていた山からほど近い場所のみかん畑。近所のOさんがうちの母に毎年声をかけてくれて、ひとり暮らしの私のマンションに送ってくれていたもの。みかんはどんなみかんでも大好きだけど、やっぱりふるさとのみかんは別モノです。小さくて甘酸っぱいみかんは、私のこころもカラダもす~っとふるさとに連れて行ってくれる。ノーワックスのみかんは時間とともにくしゅくしゅしぼんでいくけど、その姿がまた愛らしいのです。

箱のみかんを眺めていると「みかんは1日5個までやで。」と、ヨチュオの声が聞こえてきそう。

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下の八百屋さんで買ってきたクレソン。水に放つと、ピンっと元気になってうれしそう。かわいくてなかなか食べられません。

ヨシコ

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朝のおばさま会話リレー

朝の大阪方面の車内は満員御礼だった。JRのガタゴトという音にも負けません。大阪の仲良しおばさま3人衆。電車の中でも普通の声(大声)でおしゃべり。

ちょっと、奥さん、聞いて~。

わたしなんて、6万円もする健康器具買ったのに、
まっっっったく効き目なし。

あぁ、お金返してほしいわ~。

そやろ、そやろ。

でも、奥さん、わたし最近ボーリングにはまりまして、このとおり健康、健康♪

あら、いいわねー。

でもガターが多くて、ガターが。

ガーターじゃないの?

あらガターよ、ガター。

わたしもガターと思うわ~。

ごめんごめん、ガターだったわ。

そんなこんなで私が毎回、ボーリングに連れてけー!と言うものだから、娘がニンテンドウのWii(ウィー)を買ってくれて・・・。

エッ?

瓜(ウリ)?

あら、奥さん、Wii(ウィー)よ、Wii(ウィー)。知らないの?野球とかもできるのよ。

わたし、瓜(ウリ)しか知らないわ~。

わたしも、瓜(ウリ)しかしらないわ~。

でも瓜(ウリ)はいいよね~。おいしくて。

そうよね~。

そうよね~。

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雑誌coyoteの声

目の前に新井さんと赤井さんがいる。

今日は雑誌coyoteの編集長新井さんと、ヨシコが大好きなイラストレーター、赤井稚佳さんにお会いしました。赤井さんは最近、京都にはまっているそうで、弁慶石など物語、伝説があるものに興味津々だとか。赤井さんのお父さんや身内の方も来られていて、赤井さんの発言に、「何でやねん!」とツッコミを入れるあたりが関西です。

そんな赤井さんは幼少のころより普通の子ではなかった、ベランダで空をみたり本を読んだり絵を描いたりしていたと、とにかく変わった少女だったと言う。そして新井さんも、赤井さんって不思議少女だったんですね、と感想を述べられる。でも赤井さんのお父さんは柔らかな笑顔で、確かにベランダでそのようなことをしていましたが、とても普通の子でしたよと、小さな眼鏡の奥底から穏やかな眼差しをされていました。

新井さんは、今は星野道夫に一直線だと思う。アラスカでのレンタカーの話が印象的でしたが、ともかく前にすすむことの大切さを教えていただけました。そして雑誌編集長ならではのお話も聞けて、ふたりして幸せな時間を過ごしたのです。

僕たちは新井さん赤井さんをはじめ、好きな人に会いたくなると、すぐに会いに行ってしまう。それは本というものからの影響が非常に大きい。そしてその文章を書いた人が近くにいると思うだけで、すぐに飛び出してしまう。近年では池澤夏樹さん、ボブ・サムさん、山口智子さん、ナイノア・トンプソンさん、ホクレア号のクルー、佐藤初女さん、龍村仁さん、辰野勇さん、関野吉晴さん、エミコ&スティーブ・シール夫妻、ホクレア航海ブログの翻訳家の加藤さん、そして内田正洋さんと言葉を交わす。すると今まで大好きだった文章がその人の言葉、音声でまったく違う印象を持つこともありながら立ち返るのです。

例えばcoyoteの3号の内田さんの文章を読んでいると、こんな文末になるのかなぁ、もっとやんちゃ小僧(失礼?)のような語尾で親しげにお話してくれていたけど、などなど複合的に絡まりあって知恵として内包される。本というものは読むだけでも経験になるけれど、書いた人に会ったり、その文章の場所に行くことで、その本自体に深みが増すし、まったく違う感想を持つこともある。いずれにせよキッカケをくれる本というものは、素晴らしいものなのです。(昨日も今森光彦さんの写真集「おじいちゃんは水のにおいがした」を見ただけで湖西まで行ってしまったように。)

さらに雑誌coyoteで働いている女性とお話しもしたのですが、また東京でお会いしたいと思う。その人は本当に目が綺麗な方で、新井さんと赤井さんへの橋渡しもしてくれました。そして皆で赤井さんの原画展を見に行き、そこでお別れ。でもまたどこかで会えるような気がします。

帰り道。ビッグイシューという雑誌を売るおじさんに出会う。おじさんとお話をしながら買い求めると、常連さんにはお渡ししてるんです、とコピーした用紙をくれる。そこには手書きでクロスワードや、クイズなど人を楽しませることでいっぱいで、そのおじさんがいかに紙面で人を楽しませようかという心が伝わってきて、今日、一番の雑誌をいただきました。

そして新井さんの言葉を大切にし、おじさんの用紙も、全ての本も手に取って読もうと思う。そこには多くの人の情熱と思いが詰まっているのだから。

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湖西のヨシ刈りボランティアは、雨の匂いと豚汁の香り。

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カヤネズミの巣。

湖西は新旭町でヨシ刈りをしていると、地面から1mほどの高さに、草でできた巣を見つける。事前にカヤネズミの巣があれば環境課の人に連絡するよう言われていたので、皆で大慌て。口々に市の人ー!写真の人ー!など言うものだから、誰が誰を呼んでいるのか分からなくておもしろくなる。

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その後も巣を2つ発見し、報告。朝から3時間、小雨ふる中、ヨシ刈りはすすむ。昔は稲刈りで鎌を使ったもんで、これぐらいの面積だとあっという間に刈ったものだが、疲れるなぁと、ボクの横で鎌をふるうおじさんが笑う。それでもへっぴり腰のボクよりも数段に早く、美しく刈り取っていく。

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刈り取った葦(ヨシ)は、竹でくまれた櫓に立てかけていく。理由を聞くと、そのまま寝かしておくと下から腐ってくるので、雨が降ってもスルリと地面に流れ、腐りにくくするためだそうです。また葦(ヨシ)と葦(アシ)の違いについて調べてみると、基本的には同じものみたいですね。滋賀県のヨシ業者はヨシの近くに生えているオギ(オギではなく、ヨシの亜種ではないかという説もあります)のことをアシと呼んでいます。オギはヨシと比べて商品価値がないので悪し(アシ)とし、ヨシは枯れた茎の中が空洞ですが、オギは海綿状のものが詰まっているそうです。刈っていると中が空洞と、ピンク色のものがあったけれど、その違いかなぁ。

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弁当忘れても、カサ忘れるな。この地に40年住むMさんが教えてくれた高島時雨(しぐれ)。でも一生懸命、汗を流したあとはカサを忘れても弁当忘れるなという気分。公民館で朝からMさんやFさんが握ってくれた地元の有機米と、温かな豚汁を、持参した食器に入れてもらい、すっかり雪化粧の伊吹山と、水鳥が多い湖岸を前にハフハフといただく。豚汁の香り、カラダの奥底から温まる感覚は格別。さぁ、家に帰ろう。そしてヨシコは遠い道のりを前に歌い出す。

あ~♪ご飯~遥か~遠く~♪早く~食べたい~♪

えっ!?

まだお腹減ってるの?

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川端の生水で炊くごはんは、針江のお母さんの味がした。

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今日はここが台所。

湖西にある集落、針江で森吉男さんの民家に宿泊させていただきました。Fさんの案内で通されたところは広々とした一軒家。そこにガラガラガラー!っと玄関を開けておじいさんが入ってくる。今日はお客さんが来たのか?皆での鍋はいつやったかいな?薪も切らんとなと、Fさんとお話をして帰っていく、のどかな朝。

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この川端(かばた)は、生水(しょうず)と言って比良山系からの恵みがコンコンと湧き出すところ。魚もカニも住み着くこの水でのむお茶とご飯は本当においしいのだ。もちろん川端という名のとおり、この台所も川の水である。その水は洗い物など全ての生活に使われ、食べ残しも川の魚たちが食べてくれるので美しく、水との関係が豊かになればなるほど、心も豊かになるようなそんな地域なのです。

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日野町の商工会議所、視察団の人たちと合流して、この町をMさんに案内してもらう。年中、12~15度という一定した水温のため、12月だというのに梅花藻(ばいかも)が少し咲いています。生活用水として使われるこの川の水は、上から下へ、信頼と安心といたわりの水と呼ばれる。そこにはボテジャコと言って、タナゴの一種が泳ぎ、また鮎も遡上してくるそうですが、不思議と外来魚はいないとか。ニジマスを見ると、日野町のおじさんたちが、「塩焼き」にしたらうまいだろうなぁと、目が子どものようになるのです。

そんな町でも道路建設はあります。立ち退きしたのち、コンクリートの高架が立ち並ぶ。それでも以前までコンコンと湧き出た水は枯れることなく、道路のそばで人々に山からの恵みを今日も与え続けているのです。そして効き水をしてみると、どの湧き水も味が違っていることに驚きました。

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近くで採れたほうれん草。ここは完全自炊なので、ヨシコさんが手際よく手料理を作ってくれる。ご飯の甘い香りが漂ってきて、水がおいしいのだから、その味はもう想像できるだろう。まるでもち米のようなつやつや、ぷりっぷりのご飯が炊き上がって、どこからともなく聞こえるヨシ笛の音を聞きながら、コタツを囲んで一晩を過ごす。湧き水のお風呂を入れて、湯気立つカラダを布団に入れれば、もうそこは夢の世界。明日のボランティア活動にそなえるのです。

※針江地区は生活の場であって観光地ではありません。詳しく知りたい方は針江生水の郷委員会までルールを守ってお訪ねください。

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ホクレア号日本航海記念「北海道ホクレアohana」より

北海道のKさんから連絡をいただきました。Kさんとは横浜のホクレアのシンポジウムでお世話になったのですが、今週末、北海道である企画をされます!これからもホクレアの灯火は大きくなるばかり。まったりし隊も心ばかりのお手伝いを。

下記、詳細です。

■「ホクレア号日本航海記念 ガイアシンフォニー第三番」
自主上映会のご案内

【後援】ハワイ州観光局/(財)北海道環境財団/札幌市
【協力】横浜市港湾局


★日時 : 2007年12月9日(日)17時開演 (開場16時45分頃)

★場所 : スガイシネプレックス札幌劇場
(札幌市中央区南3条西1丁目札幌スガイビル)
★料金 : 前売1,500円 (当日1,800円)

※当日、ハワイ州観光局の協力をいただき、劇場施設内でホクレア号の写真展示を行います。クルーの直筆サイン入りパネル他、日本来航時の写真を展示予定。

詳しくは「北海道ホクレアohana」にて。

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