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比良のお祭り

Yamakawa1

うわぁあ!おいしそう!!

今日は比良のお祭りへ。写真展のときに古老の方々にお呼ばれしたので、さっそく向かう。自宅近くの信号で、信号が変わるの待つ。そういえばヨシコが「信号機をあてにしてはいけません。青でも横から車がつっこんでくる時代なのよ。確認してから渡ること!」と注意されたことを思い出し、青になってものんびり確認。

右、よし!

左、よし!

前、ヨシコ!

何でもう渡ってるの!

Yamakawa2

電車の中でパンを頬張りながらヨシコは、「あっ、エクレアにそっくりの雲」という。どれだけ食いしん坊なのだろう。比良もそれに負けずにぎやかだ。カエル、トンビ、ヒバリ、イヌ、ヨシコの大合唱。静かなのはモンシロチョウの羽音だけだろう。そうこうしていると、skogのエツコさんがお迎えに来てくれる。今日は「ほっとすていしょん山川」にお伺いするのです。快調に走り出す車。信号はないのだが、車が多く通る道で左右確認。

右、よし!

左、よし!

前、見てない!

あらっ、キレイなお花ねぇと言いながら横むいてアクセルふかし、ハンドルを切るのだ。どうもボクのまわりにいる女傑たちは、交通ルールには感心がないご様子。

Yamakawa3

モロコがおいしいっ!

「ほっとすていしょん山川」では、手にシャモジを持ったヤマカワさんが豪華なお料理をつくって迎えてくれる。シャケとイクラの親子ちらし、ゴボウ巻き、コシアブラとタケノコとシイタケと山菜の天ぷら、サバ寿司、巻き寿司、豚肉にお野菜とチーズを巻いた揚げ物、モロコとヒウオとコアジの煮付けなどなど、全て手作り!!!エツコさんは、「お祭りっていいよねぇ」と言いながら、パクパク。大きなテーブルにあふれるほどの料理に、ボクが大好きなキリンのラガービールまでご用意くださって、お腹がちぎれるほどいただいてしまいました。その後には皆で「あんころ餅」をつくりながら大笑い。

Yamakawa4

あれがコシアブラよー。

ヤマカワさんが教えてくれた先には、先ほど天ぷらでいただいたコシアブラ。近くの森とはいえ、あんな高いところにあるものを、高枝バサミで採りに来るヤマカワさんを想像すると、頭が上がらない。タケノコもゴミ捨てに歩いていたら、ニョキッと出ていたものを発見して持ち帰ったそうです。おいしい川魚、畑で収穫できる様々な食材。比良は水も豊富で、山あり、湖あり。こんな肥沃な大地をいつまでも見ていたい。

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お祭り始め。

ここは北比良の八幡宮と、南比良の樹下神社が同じ敷地にあって、同じ日にお祭りがあるのがおもしろい。北と南の宮司さんがにらみ合い。いえ、互いに挨拶をかわし、北比良の宮司さんが、棒を一振り。すると彼方から北比良の若い衆が、賽銭を投げながら神輿にむけて全速力で駆け寄ってきます。

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ドタン!バタン!ガンガン!!

神輿を担ぐ前に、鎮座してあった社の下で、神輿を皆で揺らしては床に打ちつけ、大きな音を立てる。まるで神様に「今からお連れしますよ」とばかり、掛け声とともに森に響き渡る。古老のヒラオカさんは、昔はそんなもん、板が割れるまで10分も20分もやったがな、とニコニコ。お神酒をいただいたときも、今日の豆は5点やなぁと、いつも満点の評価はないけれど、ヒラオカさんはいつも楽しそうなのだ。そして掛け声とともに、北比良の神輿は湖のほうへ。夕陽にキラキラと輝く神輿は、本当に美しい。その光は田畑や湖に恵みをもたらすように歩み行く。そんな勢いの北比良に対し、所作もお上品な南比良の神輿。誰かが、「私みたいね」とおっしゃいましたが、それは神さま、仏さま、カズオさまのみぞ知るのでしょう。

Yamakawa7

昔は手打ちと言ってね、新婚の家庭に祭りの日になると皆が押しかけてお祝いするの。祭りでは神輿を担ぐ主人の側で、この日だけ振袖を着てね。主人が脱ぎ捨てる着物を受け取って、ついて歩くのよ。でも新婚さんでも、たまに手打ちを忘れられたこともあって、それはそれでおもしろいものなのよ。だって準備していたのに、誰も来ないのよ。笑い話よね。ワハハハハーッ!

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