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永源寺でゴロゴロふたりテント旅

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朝起きるとテントの外から川の音と鳥の声が聞こえてくる。外に出てみるとトカゲがカサコソと落ち葉の上を走っていくのが見えた。ヨシコが起きてくるまでに川の中に石を使って自然の冷蔵庫をつくる。川の水がとても冷たいので、これならすぐに冷えるだろうと、朝からお茶を、そして夕刻にはワインが冷やされることに。

むくりと起きたヨシコが開口一番。
ヨチュオさん、お腹すいた。ご飯を食べよう。

あの~、ヨシコさん。聞き間違いではなければ昨晩、食べすぎによる本日絶食宣言をしていましたよね?

いいえ、していません。

あっ、そうですか。それでは参りましょう。

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コシアブラ~っ!

これは比良のヤマカワさんに報告せねば。山道を歩いて旅をするからこそ見つけられる山の味覚。山菜の女王は高枝バサミがないと届かないなぁ。あっ、ウグイスが鳴いている。ヨシコもご機嫌なのかさっそく真似をする。

ホ~っ、ヨシコッ!!!

いやいや、どう聞いてもホケキョだよ。

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近くの池田牧場へジェラートを食べにいく。おいしい、おいしいと連呼するヨシコ。そのまま開店直後の田舎の親戚「香想庵」という田舎料理屋さんに吸い込まれていくところがスゴイ。どんなお腹やねんと思いながらもついて行き、有機米、タケノコと山菜の天ぷら、岩魚の醤油煮、ワラビ、おからのサラダ、鹿のロースト、ちまき、再びジェラートなどなど、ヨシコのお腹に消えていくのです。

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父ちゃんは、ビールが飲めず、ご消沈。

ヨシコがボクの心の声を代弁してくれる。池田牧場から永源寺まで歩くのだが、車がどんどん通るので危険だなぁと思い、轢かれてはなるまいと、車に合図を出しながらの散歩道。このあたりは秋の紅葉がキレイだそうだが、新緑のこの季節も美しい。こんなときはビールをグビグビっといきたいものだが、不思議とどこにも売っていないのだ。

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永源寺を散策した帰り道、やっと缶ビールを発見!きゅうりをまるかじりしているご婦人の横でプシュッ快音をたて、目の前の川に足をつっこんでは、その冷たさをカラダで感じるのです。

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ヒトミワイナリーにつくと、染織家の野田浩二さんがおられました。お話していると、明日のアン・サリーさんのライブのチケットを手織りされているのです。よく見ると、野田さんが染めた布に、アン・サリーのサインが入った贅沢なもの。それを人数分丁寧に5月の節句をイメージして兜のカタチにされていくのですから、本当にありがたいものです。明日のライブがますます楽しみになってきました。

ヨシコは「去年は怖い野田さんとお話したけれど、今年の野田さんは優しい人だなぁ」と笑っている。そういえば去年の今頃、カヌーイストの野田知佑さんとお話してたっけ。

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ワインかついで小さな我がテントにもどる。ヨシコは明日のライブにむけて、ザックから一張羅、かわいい服をとりだして、シワをのばすべく水をつけてテントの屋根で乾かしていく。本当に楽しみなんだろうなぁと見ていると、そんなときに限って悲劇が起こる。風か何かわからないが、いつのまにか地面の上にばっさり落ちて、白い服が土まみれ。ぎゃぁぁぁあ!!!ヨシコは意気消沈。無言で水場で洗いだす。

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ブンっ!ブンっ!

青空の下、水浸しの白き服をヨシコは手動乾燥。横でのんびりしているボクにめがけてブンっ!と一振り。ボクが冷たっ!と言うと、「あら、もうちょっとね」と言う。何?ちょっと怒ってるの?と聞くと、洗濯ヒモをヨチュオさんが忘れた恨みよーっ!と笑っている。

目の前の川で、小さな女の子3人が、川の水で櫛をぬらしては髪をとくというお洒落ゴッコ。その子たちにむけて、「大人はこうやって洗濯物を乾かすことを学ぶがいいっ!!」と豪語するヨシコ。そのままブンっ!ブンっ!と20分間振り回して「いよいよ最終章っ」という掛け声とともに、洗濯物が乾いたのには驚いた。その根性に脱帽。

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きれいになった服をみて、ご機嫌ヨシコ。1本飲み屋ヨシコ、開店よーっ!という合図とともに、ワインを空ける。パチパチとはぜる焚き火を前に、今日のこと、明日のことを話してはゲラゲラと笑う。

ふぅ。ヨチュオさん。

今日は食べ過ぎたから、このオカキは半分にするわ。そう言って、オカキを半分に割ってボクにくれる。

ポリポリポリポリ。

ふぅ。ヨチュオさん。

今日は食べ過ぎたから、このオカキも半分にするわ。そう言って、またオカキを半分に割ってボクにくれる。

それを何度も繰り返すヨシコ。

それなら最初から一枚ずつ食べればいいのに。

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