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魅せられて食す

Kyoto5

京都の町を歩いていると、大路や小路が南北を走り、ボクが育った奈良の三条通りしかり、様々な通りが東西にのびる。それが大阪になると南北に筋が走り(御堂筋など)、東西に通りがのびるのだ。また京都では「上がる」、「下る」と南北が分かっておもしろい。

Kyoto4

そんな京都には昔ながらの店がいっぱいある。そもそも店とは「見せ」であるという学者がいる。なるほど、何もかも「見せ」られることでどのように作られているかを知り、安心し買い求めることもできるし、その技や心意気に「魅せ」られて財布の紐もゆるくなることだろう。そこには確かな信頼関係があり、また自らその価値に対し対価を支払うことに何ら異存も感じられないだろう。

Kyoto6

今日はヨシコがプラムのジュースを飲んでいる。砂糖とプラムをくつくつと煮て、それをソーダで割ってレモンを搾る。自分で作るからこそ安心してカラダに溶け込んでいく。そもそも食とはそうあるべきであろう。安心をお金で買う人もいるだろうが、そうしなくても簡単に手に入れることができる。それは自ら育み、それを食すことだ。そこには絶対的な安心感がある。すでに都市部に住むものと、農村に住むものの交流は様々なカタチで始まっている。この国には休耕田が数多くあり、それをどのように利用するかが、ボクたちの子らが住む世界に大きく関わることだろう。自ら育んだトマトをかじりながら、ふと考えてしまうのです。

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