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出会いの道

inekari

標高1108mの打見山、びわ湖アルプス山荘前から比良の地がよく見える。誰しもが琵琶湖の広さ、武奈ヶ岳や比良山系の雄大さ、空の青さに感嘆するだろう。だが、眼下に広がる地を歩いている僕たちにとってただ美しいだけではない。あれが駅で、樹下神社、そして迷いの森を抜けた先にはギャラリーskog。それが全てのはじまりで、ここからの景色には数多くの物語があるのだ。

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はじめて比良に仕事で降り立ったとき、絶対、誰も住んでいないと思った。それほどの田んぼである。そこから現場に向かう迷いの森があれば、最近では、出会いの道もある。今日も、車の窓から「早いねー」と、skogのご主人さまに声をかけられ、そのすぐ後に、これまた車の窓から「吹田まで乗っていきます?」と、古老Mさんの息子さんに声をかけられる。歩くということは、本当にいいものだ。色々な人、モノに触れ合える。

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今日も飛行機雲がのびていく。その下では、ひまわりを見ていると肩がこる!と言う人や、今年から急激に広がりつつある「ナラ枯れ」を心配する人、そしてそれにドングリを持って立ち向かおうとする人、湧き水を汲みに来る時に、「お水いただきます」「ありがとうございました」と必ず挨拶する少年、もう午後だというのに、今から山に入ろうとする馬鹿者、いつも細い窓から細長いカラダで優しく見送ってくれる人。多種多様な物語は、土を踏みしめて歩き、触れ合ってこそ、はじめて出会えるもの。点と点をつなぐ移動にはない、不思議な偶然が奏でる物語なのだ。

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