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焚き火

かんじる比良

比良にエーデルワイスが響くころ、それは正午の合図。

かんじる比良「作家の仕事展」を朝から見たのち、ほっとすていしょん比良へ。突風で骨組みを何度も痛めつけられたパラソルの下には、稲刈りの跡から空に向かってのびる緑。ゴメン~、じゃがいものコロッケと思ってあげたらカレーのコロッケやった~、もうちょっと待ってくれる?いえいえ、カレーで結構です。そんな比良の食材を前に、このおいしさは罪と、ヨシコは薄っすらと涙を浮かべた。

かんじる比良

食卓の上には近くで咲いていたであろうコスモスの花がおもてなし。そこへ「お邪魔します」とひとりの美しいおばあさんが入ってきて、80歳ちかくであろうか、その花を見て、「美しいどすなぁ」と京言葉。何十年たっても美しいものは美しいのだと、あらためて感じるものがあった。おそらく近所の方だとは思うが、「おいしいお茶をよばれまして」と、南比良の方へ。入れ替わるように、ギャラリーskogを訪ねようとされている奥様方が来られ、ほっとすていしょんの方が道案内。

この道をまっすぐ行ったところの天満宮さんを・・・。

樹下神社ではなく、天満宮。その言葉だけで南北どちらの比良にお住まいか、分かる気がする。

かんじる比良

さてギャラリーskogを訪ねようとされていた奥様方は、偶然にもskogの女王様のご友人だった。琵琶湖を見下ろす窓辺の前で、赤トンボたちが一列に並んでいる。それと同じように一列にならんだ奥様方は、時を越えたお話を。

あれー?あの髪の毛は自然の白?そうよー!

玄関から車に向かわれる素敵なロマンスグレーのご主人を眼下に見ただけでも会話がはずむ。車に乗り込んだご主人は「かんじる比良」の無料バスの運行に差し支えのないよう、今日も地元の方々に対し、色々とお願いしにまわられるのです。そんな陰からの支えがあるからこそ、「かんじる比良」は動いていくのでしょう。

かんじる比良

2年間の思いがパチパチと燃える。

あたかな家具を作られるスープファニチャーのOさん宅で、ガレージ裏に2年前からあった、ある木材を焚き火にくべる。「かんじる比良」も2年目。今年の冬はどのように燃え上がるのだろうか。

かんじる比良

焼きあがったよー!

冷たい水の中を泳いでいる鮎を何とか手づかみし、串に刺す。生きた魚をつかむのは、海釣りでサバを引き上げたとき以来だ。食べることは、命をいただくということ。ありがたくいただかねばならぬ。何よりも遠火でじっくりと焼いた鮎は香ばしく、うまいのだ。また「食」とは人に良いと書く。背面に控えた漆黒の闇を忘れ、光り輝く炎を前に、人々が集い、食し、笑う。これほど楽しいことはない。リサちゃんが吠え疲れ、月がオグラス山(蛇谷ヶ峰)を照らすころ、比良に住まう人々の会話を聞きながら、おいしいシフォンケーキがゆっくりとカラダに溶けていった。

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コメント

朝から滋賀に来ていらしてたのですね。
夜までお疲れでしたねー。
今度は休日前にゆっくりね。
また焼き物ネタ、仕入れておきます。

投稿: soup | 2008年10月22日 (水) 09時27分

soupさま。

夜遅くまで本当にお世話になりました!
ラガーまでご用意くださって。

薪を切るのも楽しかったです。
また伺わせてくださ~い!

投稿: セカチノフ | 2008年10月22日 (水) 22時21分

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