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マテウス・ロゼ

Mana1

メリークリスマス!

朝。ギャラリーskogのエツコさんからクリスマスケーキをいただきました。寝起きにビックリ。電話でお礼とともに伺っていると北小松の家庭的なお菓子の工房Mannaについてあれこれ教えていただく。3本の蝋燭は今の我が隊にぴったり。冷凍便での到着とあって、ゆっくりと解凍する時間もまた楽しい。

Mana2

スポンジの中に小松菜。味覚が敏感なヨシコはすぐに気づいた。おいしいね、おいしいね。そして今年2月10日に地中に溶け込んだ雪だるまが再びケーキの上に鎮座する。巡る巡る季節。その中に新たな意味づけを持って。

Mana3

いよいよクリスマスということで、シャンパンを買おうかと思ったが、前日にモエ・エ・シャンドンをいただいたということもあり色々物色していると、懐かしい味を見つけた。それはマテウス・ロゼ。

マテウスとの出会いはポルトガルの酒都、リスボン。モロッコの砂漠から数週間、友人と旅を重ね、いよいよ明日は空路イギリスへと旅立つ日。残ったポルトガル通貨エスクード(今はユーロなのでしょう)を換金するか、どうしようかと相談したとき、全て酒代に換えてしまおうと、屋根裏部屋のような安宿で採決。近くのスーパーでアルコールを買い込んだ中にマテウス・ロゼがあった。

Mana5

もちろん高価なものではない。20代前半の若者は、質より量。ともかく酔えるように大量の安ワインとほんの少しのロースト・ビーフ。錆びたバルコニーから曇天のリスボンの町を見下ろしながら、酔いに任せてポルトガル最後の日を謳歌する。サハラ砂漠で放置された事件、スペインから野菜をかじりながら旅した日々を想いながら、つかの間の休息、酔いつぶれた友人の顔にバターをぬる悪戯。微発泡した味わいは、忘れられない美酒となったのである。

Mana4

マテウスを愛飲していると、嘘のような誠。その旅をともにした友人から電話が鳴る。彼は今は東京に住んでいるのだが、都合、年末の肉の日に会うこととなった。話しを聞いていると、ここ数年、自分の前髪を肉眼で見たことはなく、お腹も出ているとか。遠く離れても毎年会う機会をもうけるのだが、一言交わすだけで中学時代からの空気感になる。その日が再びやってくるのだ。

フレディー・マーキュリーの歌声を聞きながら、酔いに身を任せる。彼は世界最高のヴォーカリストであり、ロック・ピアニストであると思う。ヨシコに赤すぎるのではないかと言われる衣装とともに、今宵は世界最高のエンターテイメントを満喫する。マテウス、その中に新たな意味づけを持って。

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