« 柚子屋旅館 一心居 | トップページ | 小さな世界旅行 »

ぎをん小森

Komori2

ヨチュオさ~ん、この廊下気持ちええ。

突然、ヨシコは言う。なるほど、このお寺は壁が少なく、とても空間的だ。そこにすっと伸びるこの廊下は見ていてとても気持ちがいい。中央にある庭師、北山安夫さんの枯山水、潮音庭は四方から楽しめる。人々はそれぞれの角度から、そこに何かを見ているのであるが、ヨシコは廊下に何かを見たようである。

Komori1

柚子屋旅館を出たボクたちは、建仁寺へ向かう。お寺を散策していると、いつもヨシコが山門の仁王像を見ては、

風神!雷神!

と言うので、俵屋宗達の風神雷神図をぜひ確認してもらおうという算段である。本物は京都国立博物館に寄託されているはずだが、ヨシコが好きなお茶を日本に持ち込んだ栄西が開山したとあって、こちらのお寺へ。

Komori3

さらに法堂天井画「双龍図」は畳108畳にも及ぶ壮大な水墨画。

Komori4

さて建仁寺から祇園を歩いていると、よく見かけたのが「笑門」と書かれた注連縄。お茶屋さんの玄関上にあるのだが、「笑門」とは、そもそも邪気を防ぐ護符「蘇民将来子孫家門」を縮めた「将門」で、さらにこれが平将門に通じるのを嫌って「笑門」になったと言われているらしく、小さなところにも歴史があって、知れば知るほど面白い。

Komori5

さて、様々な京都の歴史を何とか感じようとしているボクとは違い、我が家の外地蔵、内弁慶ヨシコは、牛若丸に夢中。

すみませーん!胡麻シュークリームひとつ!

お持ち帰りですか?

いえ、すぐ食べます!

Komori6

「ぎをん小森」でわらび餅パフェ。

喫茶の習慣を広めた建仁寺の「茶祖」栄西さんに感謝して、和室で休憩。白川のせせらぎと庭を見ながらのんびり抹茶。京都はやっぱり、まったりするのがいいよねぇ。

Komori7

見て見て見てー!

ヨシコが指差す方を見ると、枝に4羽のゴイサギの幼鳥が休憩している。何とも微笑ましい姿ではないか。すぐ下の白川にはアオサギの成鳥が佇んでおり、その前に、自分もサギであると勘違いしているであろうハトが川の中でじっとしている。何かいいよね。この風景。

Komori8

さて小春日和の京都散策もそろそろ終盤。冷える前に家路を急ぎながら、ヨシコは言う。

ヨチュオさん、今日は「ヨシコお疲れ様会in京都」終わったね。

そうだね。

さぁ!次はどの町でしましょうか?大阪?神戸もいいよね?

|

« 柚子屋旅館 一心居 | トップページ | 小さな世界旅行 »

徒然なるままに日暮し」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214716/44212046

この記事へのトラックバック一覧です: ぎをん小森:

« 柚子屋旅館 一心居 | トップページ | 小さな世界旅行 »