« 春の比良と天狗さま | トップページ | まったりや »

BOCCIO

Boccio1

雑誌「天然生活」の表紙みたい。

南船場にあるヨシコのアトリエ「Mattari-ya(まったりや)」。その近くにあるイタリアン、BOCCIO(ボッチオ)でランチ。予約をしないと入れないような小さなレストランだが、ホールの男性が「1時15分までなら窓側のお席でお食事していただけますよ」と聞いたヨシコ。時計を見るとあと45分あると知り、

大丈夫です。わたし、食べるスピードに自信があります!

と、早食い競争に来たかのようなセリフ。

Boccio9

ここBOCCIOはとてもいい雰囲気で、心穏やかになる。キョロキョロと周りを見渡しながらヨシコは言う。

わたし、雑誌「天然生活」に掲載されているようなお洒落なお家にしたかったのだけれど、無理だったわ。わたしは、どうやらザル(笊)が似合うのよ、ザルが。竹を割ったような性格だからかなぁ。はぁぁ、「ザルル」っていう雑誌がないかしら。

それって「るるぶ」じゃないよね。

Boccio2

まずは前菜「市場からのお魚のソテー アスパラとマッシュルームのカルボナーラ風」。

これがびっくりするぐらい美味。カリッカリの魚の皮までが香ばしく、野菜とともに素材の味が楽しめるほど絶妙なソース。ふと見ると、ヨシコは不器用にフォークとナイフを動かしている。

ちょっと、ヨシコよ。ナイフでお魚さんが潰れそうだよ。

どうもフォークとナイフって苦手なのよねぇ。

それじゃぁ、何が得意なのかね。

手づかみかなぁ。

Boccio3

パスタは大盛りでお願いします。

「豚挽き肉と青菜のフレッシュトマトスパゲッティ」をボクと同じ大盛りでいただくヨシコ。「だって二人分食べないと」と言いながら、子どもがいる大きなお腹をさすっているが、子どもがいなくても大盛りで食べただろうなぁ。

さぁ、食後のエスプレッソが口の中をスッキリしてくれたなら、今度はアトリエをスッキリさせましょう。

Boccio4

これ何?

ヨシコのアトリエにある本や雑誌を整理していると、本の折り目に「ハゲ」と書かれてある。その本のタイトルは、「血液サラサラで病気が治る キレイになれる」。

あぁ、それね。ヨチュオさんがハゲてきたときに読んだのよ。

Boccio5

これも処分しちゃうの?

うん、太い針でも編めなかったの。

Boccio6

エッ!?これも処分しちゃうの?

うん。それはね、達人になる必要がないって気づいたからよ。

Boccio7

必要なものを梱包し、明日の搬送を待つ。

ふたりで作った棚を解体し、現像用の暗幕を外し、作品でいっぱいだったアトリエが、真っ白な壁へと戻っていく。

Boccio8

アトリエ「Mattari-ya」は明日で閉店。

でも大丈夫。

最初は小さなBOCCIOだったけれど、そこから大きな花が開いたのだから。そしてこのアトリエがあったからこそ出会えた人や、このビルの素敵な住人「順慶ズ」との交流は今後も続いていくのだ。

※BOCCIO=イタリア語で「つぼみ」

|

« 春の比良と天狗さま | トップページ | まったりや »

徒然なるままに日暮し」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214716/44495178

この記事へのトラックバック一覧です: BOCCIO:

« 春の比良と天狗さま | トップページ | まったりや »