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2009年11月

OKANさんと芦屋の空

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いらっしゃい。

相変わらず落ち着いたトーンのOKANさん。勤め先の横浜のショップが芦屋に期間限定で出店されるとあって、関西に戻ってこられたところを押しかけた。ヨシコリのスタイや、セクシー下着を買いながら、談笑するも、久しぶりな感じがしなくて何だか楽しい。

Mattari-yaの隣でお店をされていた頃から、随分、お世話になっているのだが、例えば我が家の給湯器は、OKAN製。横浜から送っていただいたその日から、今日も温かなお湯が出て、冬が訪れるたびに大活躍してくれている。そのボタンを押すたびに、OKANさんのことを思い出せる、素敵な給湯器なのだ。

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芦屋の空の下。

ヨシコリがヨシコに抱きつき、おっぱいをねだっている。OKANさんがMattari-yaの隣から横浜に移り、月日が経って、気がつけばヨシコがオカンになっていた。何だかあっと言う間の出来事で、びっくりしてしまう。ゆったりと過ごすヨシコとヨシコリの頭の上、雲がみるみる姿を変えて、足早に消えていくのと同じように。

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体操選手

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すごすぎる。

ヨシコリの脇を持って持ち上げると、背筋力が強いのか、足をピンッ!と伸ばして、笑っている。もっとリラックスすればいいのに、鼻息荒く、フンッ!とこの姿勢。

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それでもやっぱり赤ちゃんだもの。

疲れてくると、ふにゃぁとなって、運動後のさわやかな顔を見せてくれるのだ。

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NHKデビュー?

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もちっ!ほかっ!

JAレーク大津の施設がカメラに入ると、NHKのカメラマンは、あれはフレームに入れたくないなぁとカメラを下ろす。かんじる比良2009秋のポスターの撮影地となった南比良で、まったりし隊がNHKの取材を受けている。再びカメラを肩にかけ、ファインダーをのぞき込んだその先に・・・。

谷口さーん!写ってまーす!

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ことのはじまりは一通のメールだった。

NHKの旅番組を制作されているディレクターさんから、ほっとママの紹介によりお誘いを受け、何が何だか分からないまま比良へ。聞くところによると今月末、比良山麗を舞台に30分の旅番組が放映されるらしい。これも何かのご縁であろうと、少しでもお役にたつのならばと足を運ぶ。ヨシコリのためにエツコさんが車で伴走してくださって、安心して撮影にのぞむ。

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いつもの「まったりし隊」で。

これが難しい。ディレクターさんから、何かあったら撮影してくださいね、とヨシコに指示が飛ぶ。するとヨシコはいつものカメラを構えながら、この時期は何もありませーん!と笑ってる。

ヨ、ヨシコよ。番組にならぬではないか。

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ほっとすいていしょん比良のすぐ横で。

いつも水筒に入れる湧き水を紹介。この湧き水を使ったほっとすいていしょん比良の料理は最高。合流したキャスターの浅岡理紗さんも、目の前に広がる比良山麗の景色を見ながら、いつものロケ弁800円は何だろうと言う。それほどここの弁当はおいしい。

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さぁ、次は専業農家さんを訪ねます。

ほっとママの紹介で、甚一さんの畑へ。よく見ると、収穫を終えた田んぼを畑に転換し、大根、壬生菜、日野菜、水菜、レタスが育ちつつある。農協から依頼されたこれらの野菜たちは、収穫され、いずれは堅田の朝市へ並ぶ。

普段、来ない我々を威嚇する犬の声が響く中、収録がスタート。始まったと同時に気になったのは、甚一さんの帽子。大きな値札がついたままなのだ。最高です!

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撮影ってこうなっているんだなぁ。

カメラが入ると少なくとも段取りというものがある。声をかけ、お邪魔し、会話する。一度ならず、何度か同じ会話を撮りなおすこともあるし、違う角度から撮影することもある。編集の都合で色々と大変なのだ。

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そうこうしていると何だか、普段の我々と違うなぁとも思ったものだが、収録後、甚一さんにいつものようにボクが声をかけ、自然なかたちで立ち話していると、知らずカメラが回りだす。ディレクターさんによると、そのテイクが良かったらしい。

ほっとママは野洲からの研修の受け入れなどで忙しいのに、収録が終わるまで、近所の方に今、何の撮影をしているのか説明したり、甚一さんにお礼を言ったりと、最後まで責務を果たされる。

日差しがきつくなり、ヨシコリが疲れだすと、優しい照明さんが、大きな発泡スチロール製のレフ板で陽をさえぎって日陰にしてくれる。田んぼの中でヨシコがヨシコリを抱きかかえ、今しか飲めないぞ!と言い、立ちながらヨシコリに授乳。ヨシコリは足をバタつかせながらも、しっかりと飲み始めた。

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こらこら、睨まない。

ヨシコリがカオルくんに会うなり、しかめっ面。小心者だからか警戒しているのであろう。一方のカオルくんは、大きな心でヨシコリの手をきゅっ!と握ってくれる。中川木工芸 比良工房へは1年ぶり。中川さん御一家が迎えてくださる中、収録開始。

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桶をつくる工程を実演していただく。

そんな経験は、中々ない。中川さんによると京都では昔250軒あった桶屋も今は4軒。時代の流れでプラスチック製品に取って代わられたとはいえ、激減である。それでもお話を伺っていると、木の桶は一部分割れてしまっても修理がきくし、大切に一生使えるものと知る。

それを聞きながら、この地域のイベント「かんじる比良」のことを少し思った。直接、このことを職人の口から聞くことができる機会であり、それは一般人である我々からすると、貴重なことだと感じたからだ。そこから桶やその仕事に興味を持ち、また再び訪れたくなるものである。

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うへぇ、疲れたー。

中川木工芸から一足お先にギャラリーskogで休憩。ヨシコリも抱っこ紐から解放されてのびのび。ボクは差し出されたビールをグビグビ。それでもまだまだ撮影は続くのだ。

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蓬莱山に日が沈む頃。

眼下ではskogの愛犬「きなこ」が、お尻を振りながらはしゃいでいる。舞台をskogの2階へと移し、エツコさんと我々のインタビューが収録される。出会いから今まで、そしてこれからを語り終えたころ、比良はすっかり漆黒の闇に包まれていた。

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本日の主演女優賞。

ヨシコリは撮影が終わると同時に寝た。それまで泣かず、また緊張していたのであろう。いつもありがとう。ゆっくりお休み。

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さぁ、どうなることやら。

今日一日中、収録があったわけだが、25分の番組なので2分も写っていればいいかな。あとは編集さんにお任せです。関西もっといい旅 (総合 11月27日午後7:30~7:55放送)は、近畿圏の人なら見れることでしょう。

N 二度とない

H はりきり

K 家族

を乞うご期待。

※NHKのディクター、キャスター、カメラマン、照明さん、音声さん、そして比良の皆様、お世話になりました!

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森の香り

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次はこっちへ行きましょう。

休日を万博公園で過ごしていると、クスノキのむこうから、ある団体が近づいてきた。彼らは目が見えない人たちで、白い杖を片手に散策されている。

そしてふと立ち止まり、木々に触れ、サポートされている方からハート型の落ち葉を渡されると、匂いをかぐ。

あぁ、甘い香りがしますね。

それは桂の木からこぼれた落ち葉。ボクたちはその上にシートを引いて寝転がっていたのだが、その匂いには気づかなかった。さっそく落ち葉を鼻にあててみると、確かに甘い香りがする。

あぁ、いい香り。

香りだけで森に包まれる。横でごろごろしているヨシコリは、どんな森を感じているだろう。

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かんじる比良(2009秋)

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ここは雨が降ってないね。

蓬莱から比良駅下車。晴れていた空は、一転、雨模様となる。御旅所の木の下は格好の雨宿り。福田寺で開催されていた「作家の仕事展」の帰り道では、たくさんの猫たちもそれぞれの場所で雨をしのぐ。

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ほっとすていしょん比良の味。

魚のマリネおいしすぎと、ヨシコは言いながら里山弁当に夢中。ヨシコは食事に集中するタイプだからか、ヨシコリが寂しそう。ちょっとは私もかまってよね、と言わんばかりの顔をいつもするのは何故だろうか。

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雨でしっとりとした比良もまた美しい。

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やっと着いたー!

雨の中をヨシコリ抱いて傘をさし、車道を飛ばす車に怯えながら到着したのはH made market。ヨシコがひとつ買うものを決め、手に持っていると、店長?であるトーイくんが、1個じゃなくて、2個買ってもええでー!と商売上手。こはるちゃんは、ここからここまでぜーんぶママが作ったんだからー!と得意気に紹介してくれる。旦那さまからは、背骨が曲がったアロワナの思い出話を、温かなコーヒーとともに。

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ここでもヨシコリ、おもちゃで接待される。

トーイくん、こはるちゃんがササッ!と持ってきてくれたのだ。赤ちゃんを見ているとトーイくんは弟が欲しいのだろうか。

ボク、男が欲しい!

ママ、生まれてやー!

ちょっと不思議な日本語でおねだり。こはるちゃんは、おもちゃを片付けるのが早い!

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ん!!うますぎる!

ヨシコはギャラリーskogで干し柿に舌鼓。実はオーナー夫妻の御厚意で、1日比良の日で展示したまったりし隊の写真たちが、こちらでも展示させていただけることになったのだ。雨の中、わざわざ車で迎えに来てくださったTさんにも感謝。

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外はまだまだ雨が降る。

野外造形展の作品は比良川の土手で静かに佇んでいる。振り向くと霧が立ちこめ、比良の山々が見え隠れする幻想的な風景。それはまるで映画を見ているようだった。比良は雨の中でも、 十分に何かを感じさせてくれる。

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2007年から続く「かんじる比良」も、3年目。

ほっとすていしょん比良の食卓の上。ひと言メモ帖の中には、「今日半日、地元の方との触れあいの中で、とても好きになりました。また来ますね」というお客さまのコメントが書かれてあったことを思い出す。

ボクは美味しい干し柿を食べながら思うのだ。桃栗3年柿8年。このイベントもあと5年後に、さらなる結実をみるのだろうと。

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おやつ工房むす

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「だって美味しいねんもん」とヨシコは言う。

先のイベント「1日比良の日」においてあまりのおいしさにびっくり。その場で、全種類の「むしぱん」を予約しておいたのだ。さて記念に写真でもと思いカメラをむけると、すでに「はらぺこあおむし」が食べたような状態に。

ヨシコを見るとすでに頬張ってニコニコ。

ヨシコリはそんなお母さんを見上げて指を吸っている。

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思わず「ただいま」と言いたくなるような家。

湖西線、蓬莱駅からほど近くにおやつ工房むすはある。「かんじる比良2009秋」というイベントが開催された今日、小さな2歳の女の子が玄関で店番をしていた。天気予報では雨なのだが、いざ来てみると青空広がる気持ちよい朝。かんじる比良ニュースを書かれた黒板の前にはカボチャ。何ともいえない木の郵便ポスト。サラサラと気持ちよい暖簾をくぐると、小さなむしぱんのような、かわいいお店があった。 

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お待ちしていました。どうぞ、家の中へ。

むすさんに案内された奥座敷を見ると、ヨシコリのために用意された布団があり、その心づかいだけでお腹いっぱいになる。さっそく屋根裏へとあがるであろう古い梯子の下で靴を脱ぎ、お邪魔する。

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とにかく気持ち良すぎます。

縁側の前に畑、そして彼方に琵琶湖。干し柿が吊られているその縁側で、半日寝たくなるような空気感。この家の昔の写真を見ると、失礼な言い方かも知れないが、廃屋である。それがよくもここまで素敵な家に変貌したものだと、コツコツと家をつくられたむすさんたちのパワーに脱帽です。

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スーパーお父さん。

ヨシコがヨシコリを抱いているので、ボクはむすさんの娘さま、2歳の女の子と遊ぶことになる。 とにかく元気。机の周りをグルグルと走り出す。それをつかまえては「高い高い」をすること50回以上。ヨシコリもこうなるのかと思うと嬉しくなる。その後、かくれんぼ、抱っこ、追いかけっこと1時間。

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ふと見ると、色とりどりの積み木のようなものがあったので、娘さまに、これ綺麗だねと言うと、綺麗、と言う。すごいねと言うと、すごい、と言う。

誰が作ったの?

お父さん。

スーパーお父さんだね。

シューパーお父さん。

こうやって子どもは反復することで言葉を覚えていくのだろう。

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おじさんの足、短い?

短い!

おっと、子どもは反復することで言葉を覚えるのだった。聞き方を変えねばならぬ。

おじさんの足、長い?

短い!

・・・・・・。

子どもは正直である。

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そのころヨシコリは。

何だかひとりでモゾモゾ。そこからクルッと半回転!

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何と生まれてはじめての寝返りをしたではないか!

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皆で拍手。ヨシコ大喜び。ヨシコリ満足気。

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おもちゃあるんですけど。

小学校4年生の娘さまは、そう言いながらヨシコリにおもちゃを与えてくれる。そして抱き寄せたあと、ヨシコにヨシコリを返すとき

「ありがとうございました」

と言う。その言葉を聞いてこちらも背筋がのびる思いである。

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そうこうしているうちに、むすさんが新たに「むしぱん」を作ってくださいました。湖北はシバタプラセールファームの小麦と、卵、牛乳だけの全粒粉のむしぱん。素朴で、その素材だけの味が口いっぱいに広がります。本当においしい。カラダが喜ぶ味なのだ。

気づけば2時間もお邪魔していたことに気づく。この家の時間はゆるやかで、きっと家の外と時の流れが違うのだ。

この家には座敷童子がいるんです。

来た時に言われたむすさんの言葉を思い出す。きっと彼の仕業なのだろう。

さぁ、次の目的地、比良へと向かいましょう。2時間遊び続けた2歳の女の子が、別れ際泣いてしまうのではないかと思っていると、むすさんに抱きつきながら、元気に

バイバーイ!

おそらく「64」個目の「むし」ぱんをくわえながら、あっさりとしたものである。

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駅に向けて歩きながらヨシコは、子どもは本当に強い。どんなときもお父さん、お母さんを信じ、疑うことのない強い心を持っているのね、と振り返る。

それを聞いたボクは女の子との反復言葉遊びを思い出していた。

お母さんのむしぱんおいしい?

おいしい!

このお家好き?

大好き!

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