« 一直線 | トップページ | 弘法市と雛人形 »

春の兆し

Ume01

梅でも見に行こうか。

せっかくの休日を家で過ごすのがもったいなく、そう発言すると、ヨシコはササッと弁当をこしらえ、ヨシコリを抱きかかえる。目指すはいつもの万博公園。まだ早いかなぁと思いながら歩くも、梅園では梅の種類によってつぼみのものから、咲き乱れるものまで、多種多様であった。

Ume03

うめぇ、うめぇ。

もちろん、ヨシコリが言ったのではない。ヨシコは梅の下で、自らの弁当を舌鼓。オニギリをもりもり頬張っては、箸がせわしなく動く。その横でヨシコリはゴロゴロしながら、母を見守っている。

Ume02

奇しくも同じ梅の下。

去年はまだお腹の中にいたヨシコリとともに、今日と同じ梅の花の下で中国茶会を開催したものだ。それが、もうお腹から飛び出して、ヨシコリが呼吸している。

Ume04

風の中に、さわやかな梅の香り。

満たされたお腹の中にまで春の兆しが飛び込んでくるも、まだ肌寒いその風に、ヨシコはうへぇ、寒い、寒い、風邪をひく前に退散よ!と、弁当を食べるのも早いが、家路に着こうとするのもまた早く、湯気が立つお茶をククッと飲み込んだなら、これまたヨシコリ抱えて駆けて行くのだ。

|

« 一直線 | トップページ | 弘法市と雛人形 »

ヨシコリとの情景」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214716/47882596

この記事へのトラックバック一覧です: 春の兆し:

« 一直線 | トップページ | 弘法市と雛人形 »