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映像が食欲に及ぼす影響

Hon1

思わぬところからそれはやって来る。

休日になると、撮り溜めていた再放送「鬼平犯科帳」を見ることになるのだが、どうも見ている最中から、酒と蕎麦を食いたくなる。 同心達が張り込みで、よく蕎麦屋を利用しているシーンがあり、また美味そうに食すのだ。

ドラマの結末(まぁ、原作をすべて読んでいるの知ってはいるのだが)、心に心地よい余韻を残しながら、ジプシー・キングスのエンディングテーマを聞いているだけで、山葵がピリリと効いた出汁につけ、ズズッと頬張る蕎麦の風味が恋しくなる。横には、見終わると大抵口調が江戸っ子になるヨシコ。そして翌週、ボクは会社の帰り、蕎麦を買いに走ってしまう。恐るべし映像の力。

今日もまたいけない。

釣りバカ日誌を見ていると、口の中が潮で満たされ、酒と刺身を食いたくなる。ちなみに最近は、分かりやすい映画が好みになってしまった。20代のころ、ミニシアター系まで見まくって、薀蓄をたれそうなぐらい考え、その世界を理解しようと努めていたものだが、西田敏行のハマちゃんを見ていると、どうでも良くなる。とにかく魚を食いたくなる映画なのだ。

冷蔵庫を開けると、酒はあれど、どこにも魚はない。わざわざ食品売り場まで自転車走らせ、刺身コーナーへと向かう。パッ!と見て、今日は真アジだな、と直感する。ヨシコに今から帰ると電話すると、ご飯をまだ炊いていないから、寿司を買ってくれと言う。ほほぉ。ヨシコも魚の口になったらしい。よし!任せろとばかり、また食品売り場へ。帰れば釣りバカ定食だ!とばかりに自転車をこぐと、家では小さな寿司屋の大将がすでに臨戦態勢に入っていた。

Hon2

へいッ!いらっしゃーい!

何でも握らせていただきますぜ。親方!

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