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寂光院と大原の里

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はじめての家族旅行 大原編 第2部が始まるよー!

長い話でゴメンなさいね。

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宿の部屋窓から見た景色。

そもそも、この家族旅行計画を打ち明けたときにヨシコが真っ先に言った言葉が、テント担がなくていいの!?寝袋持参じゃなくていいの!?と、いつもの旅スタイルではない驚きだった。

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思い返せば、ヨシコとの2人旅は、そのほとんどテント旅である。ある時は公園で、ある時は海辺で、ある時は山の中でと、 車とお金がない2人に、自由な旅を約束してくれる旅スタイル。今回、巨大なリュックを背負っていないことに一抹の不安をいだいたものだが、畳の上で夜を明かすなど、ましてや、お風呂まであるなんて。えっ!?雨の心配もいらない?森の中に薪を拾いに行かなくても、ご飯が出てくる?えぇぇ!!何て贅沢な話だ、オホホホホー!ってな具合に、ついつい調子に乗ってしまう。

さて…。

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あら、素敵なQ&Aね。

テーブルに置かれた民宿の説明冊子を見てヨシコが言う。そこには、「周囲が山々に囲まれていますので、虫さん達も時々遊びにやってきます。虫さん達がおじゃまな時は、フロントに虫さんにお家へ帰ってもらうスプレーなどご用意がございますので、お気軽にお申し付け下さい。」と書かれてあり、何ともほのぼのとしてくるではないか。

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まだ少し時間があるなら。

民宿の近くにある寂光院を訪れる。紅葉の季節はさぞ美しいだろうなぁという階段を登り、優しく佇む本堂を見る。

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相変わらず鯉を見て、「おとと」と言ってヨダレを流すヨシコリ。

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うえーーん。

さすがのヨシコリも体力の限界!気力も無くなり、宿に戻ることになりました。日頃の疲れをゆっくりと癒してもらおうと、ヨシコを先に露天風呂へ。僕はヨシコリとともに、露天風呂に入ることにする。

ササッとヨシコリを脱がせ、男湯へ。すると、先客を見た瞬間、ヨシコリは、

あーー!

と言う。これこれ、男を見てそんな声を出さない。まだ1歳ではないか。頭から湯をかぶせ、ゴシゴシとあらってやる。ヨシコリは気持ち良さそうに露天風呂に入り、周りの木々、そして鳥のさえずりに耳をかたむけている。湯口でバシャバシャと遊んでいると、ガラガラッと入ってきた全裸の男を見て、ヨシコリが、

あーーーー!

と再び絶叫する。そこには白人男性の巨大な姿があり、ヨシコリは肝を潰したらしい。あれほど遊んでいたヨシコリもピタッと動きをとめて、白人の動きを目で追い続ける。これこれ、ヨシコリよ、男を見てそんな声を出さない。まだ1歳ではないか。

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スミマセン、タオルハドコデスカ。

ヨシコリの頭を拭いていると、白人の友人らしき韓国系アメリカ人が声をかけてくる。タオルは部屋の中ですよと、英語で答えると、おぉ、ちくしょー。まだ湯船にいる白人と何やら話して笑っている。するとその大男がタオルがないために、小さなドライヤーで体を乾かし始めたため、それが可笑しくて、少し濡れているが、このタオルを使うかと差し出すと、ありがとうと言って喜んだ。

互いに自己紹介をし、彼らが日本で英語と音楽の先生をしていること、故郷が南アフリカであること、またJポップの「いきものがかり」 が好きなことなど、脱衣所で談笑する。何だか、久しぶりに海外のドミトリーの雰囲気を味わって会話していると、柱の影で、全裸のヨシコリが異国の言葉を話すボクを見て、不思議そうな顔をしていることに気づき、あわてて服を着せ、彼らと別れる。外ではヨシコが少し待っていたようで、詫びながら部屋へと入った。

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味噌がたまりませんな。

ご飯がお代わり自由なので、お腹がちぎれるほど食べる。野菜もとても元気で、鍋なのにコリコリと歯ごたえのある鶏肉とともに、胃袋の中へ。ヨシコリは、ほかのお客さんのところへ愛想を振りまいては、ボクとヨシコが急いで連れ戻すことの繰り返しで、何だか目まぐるしい夕食に。

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眠たくてたまりません。

夜、20時だというのに、ヨシコリが寝てしまったため、電気もつけられず、布団でごろごろする我ら。トランプも、本も、何も娯楽を持ち合わせていなかったので、旅先でのお決まり、シリトリを。今回のお題は食べものということではじまる。最初は調子よくすすむも、やはり長くなると、さすがに苦し紛れにボクが言う。

えーっと、生チョコロール。

ル!?ルームサービス!

エッ!?ルームサービスって食べものなの。

まぁ、大きく言えば食べものじゃない?と反論するヨシコ。

気を取り直し続けることさらに5分。ボクが言う。

カツオ。

お腹いっぱい。

えっ!?ヨシコよ、それって感想やん。

もう何でもいいのよー!!

暗闇の中で奮闘する我らの声を聞いているかのように、優しくライトアップされた木々が窓一面を被い、秋を迎えようとする虫たちの声の中でいつの間にかまどろむ。我が家とは違う天井を最後に見たかと思えば、次の朝を迎えることになった。…第3部へ続く!

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えっ!父ちゃん。まだ続くの?

そんな予定、どこにも書いていませんけど?

ゴメンな、ヨシコリ。今回、しっかりメモ取ってん。

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コメント

楽しい見聞録で、こちらも楽しくなりました☆
先日てぬぐい服のWSでヨシコリちゃんに
遊んでもらったりおりんの母です☆
ヨシコリちゃんが着てたてぬぐい服ができたみたいですね^^

男湯のあー!には笑ってしまいました。
かわいいヨシコリちゃん、

またりおりんと遊んでほしいーと
お母さんにお伝えくださいまし、

投稿: たつも | 2010年9月25日 (土) 06時51分

たつもさま

先日はWSご一緒できて楽しかったです♪
月齢が近い二人は脱走しまくりでしたね~。
ヨシコリとりおちゃんの一緒に遊んでる姿がかわいかったです。

たつもさんはてぬぐい服たくさん作られてるんですね。
オリジナル作品多数ですごい!

またご一緒できるのを楽しみにしてま~す☆

投稿: ヨシコ・マッタリーナ | 2010年9月25日 (土) 17時10分

楽しい家族旅行でうらやましい~~~♪♪
思わず深夜パソコンの前で1人笑い・・・

第3話が楽しみです!!

投稿: ほっとママ | 2010年9月26日 (日) 03時04分

ほっとママ様

大原、とてものどかでゆっくりできましたよー!

昔ながらの比良味噌とはまた違う、大原の2年ものの味噌がまた美味しくて、味噌好きな我が家には、味噌の産地がお似合いなのかもしれません。

比良から車ならすぐですし、温泉も日帰りOKですよ~(笑)

第3話は、翌日書いた、草木染めの大原工房編です。

そしてもうまもなく「かんじる比良2010秋」!

楽しみですー!

投稿: セカチノフ | 2010年9月26日 (日) 21時55分

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