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草木染め 大原工房

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はじめての家族旅行 大原編 第3部が始まるよー!

長い話でゴメンなさいね。

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さて、大原2日目は、朝から小雨が静かに降り注ぐ。山間を薄霧が立ちこめ、雨の大原もまたいいものだなぁと歩く。宿から大原工房まで歩いて10分ほど。昨日のお誘いもあったので、これも何かのご縁とばかり、足を運んだ。

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色とりどりのカラーはすべて自然の産物。

工房で草木染めの体験を申込み、ハンカチとティーマットを染めることにする。ハンカチはオレンジ系に、ティーマットはモスグリーンにしたいと伝えると、さっそく工房のご主人が何やら植物を煮出しはじめる。

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さて、赤い色は何から染めるでしょうか。

ご主人のヒントは、赤い根。ヨシコは、2秒ほど考えて…。

ネアカ!!!

ヨ、ヨシコよ、根暗みたいな言い方して。ご主人による正解は…。

アカネです。

アカネは根っこが赤いからとも、また茜という漢字を見てみると、草冠に西。つまり夕陽で染まる赤を想像してしまう。

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身近な草花を絵の具ように駆使して染め上げるそのお話は、聞いていて飽きることがない。貴重なものを使うのではなく、生活のすぐ近く、身近な素材で楽しめる草木染め。ただ色をつけるだけでなく、様々な効用がある。

例えば、ジーンズに使われるインディゴ。そもそもジーンズは仕事着であって、インディゴで染めることで、防虫効果を生み出す。また、インドのサドゥ(苦行者)が着る服の黄色は、ウコン。お腹がいたくなったときに、かじることで、整腸を促す。赤ちゃんには枇杷(びわ)。殺菌作用が強い。

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着ているものが身を守る。

ただ美しいだけでなく、そこには意味があって、それを理解しながら楽しむと、さらに深みを増す。着ているものが身を守るという、その考え方は、風の谷のナウシカにもあって、オームの血を浴びたナウシカを、オームは決して襲いはしないと日焼けした顔でご主人は言う。

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完成でーす!

ハンカチはヨシコによって絞り染めされ、何だか面白い文様となる。これにはちょっと、はまりそうです。

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ムキムキだったねぇ。

草木染めの体験を終わると、いつの間にか快晴に。前日、ご主人がムキムキか気になっていたヨシコはニヤリと笑う。眼鏡の奥で、澄んだ目をしたそのご主人には、様々なことを教えていただけました。本当に感謝。

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勝林寺の仏さんはねぇ、中井貴一に似てるんだよ。

呂律茶屋のご主人は、笑いながら、いやいや、中井貴一が似てるんだったとすぐさま訂正する。京都のイケメン仏像について熱く語るご主人が作る、厳選された国産の蕎麦粉と大原の清水で精魂こめて打たれる蕎麦は、これまた美味い。さっき採れたというトマトをいただきながら、太陽に照らされる杉林を仰ぎ見る。バスの発車まであと数分。いよいよこの旅も終わり。バスの車窓の後ろへと消えていく里山の風景とともに、再び日常の世界へと舞い戻る。どれもこれも日常だという認識があるのだけれど、何故かそのように感じてしまうのだから仕方がない。

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それでは皆さん、また会う日まで。

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