相棒展-Premium- 10周年特別捜査命令
うれしはずかし。
杉下右京と、神戸尊の間に収まることを忘れたヨシコ。Season6のオープニングで使われたパネルボードでご満悦。ドラマ、相棒が好き過ぎるがゆえ、訪れたABCホールは満員御礼。外で20分待ち。中でも25分待ちの大盛況。ヨシコリも相棒好きなので、ぐずりもせず、しっかりと待っていた。
茶殻で掃除しちゃうぞ~。
我が家の和室は、掃除機ではなく、茶殻で掃き掃除。ヨシコリもせっせと手伝う。相棒展に向かう前の彼らのテンションはすでに高く、朝から、ギャー、ギャー喚いている。炒り玄米を頬張るヨシコリが、タタタタ!と走ってきたかと思うと、一粒ずつ、ボクの口に入れて満足そう。おぉ、ヨシコリよ、ありがとう、と言いながら、二粒、ひょい!とかすめていただくと、ヨシコリ激怒。真顔で、再度、一粒ずつ、ボクの口に入れながら、
おいしさ、一緒!
と悟ったような言葉とともに、一粒ずつ味わうがいいと、訴えているのである。うーん、食に関してヨシコに似てきた気がする。
特命係の部屋。
実際、ドラマで使われた小道具や、衣装などを見ながら、ヨシコはうっとり。まるで宮沢賢治の生原稿や、サン=テグジュペリの原画を見たかのごとく、すっかり夢心地。寺脇康文が演じた「亀山薫」のコーナーでは、ヨシコリですら、「カメちゃ~ん♪」と、恋しい声をあげるのである。しかし、そのカメちゃんより、ヨシコリがあんぐりと口をあけたのがこちら。
巨大なスクリーン。
テレビがない我が家で育っているためか、壁一面に杉下右京が動く様を見たヨシコリは絶句。これは何!と目を白黒させているのである。5分ほど硬直しているヨシコリをそのままに、パネルボードで記念撮影をしていると、ヨシコリ行方不明。一瞬、血の気がひくも、どこからか聞いた声。群集の中央にヨシコリがいて、ごったがえす人々に向け、これ、カメちゃん!これ、右京さん!ひとつだけ!と、写真の説明をしているではないか。
しかし、かわいそうなぐらい小さいので、全員から無視。そんなヨシコリがかわいくて、人ごみの外からそっと見守る。
居酒屋「ヨシコ」。
オフィシャル・ショップで「花の里」の手ぬぐいを買い求め帰宅すると、小料理屋「花の里」の「宮部たまき」ならぬ、ヨシコが、一ノ蔵 特別純米酒 超辛口と、ニラをたっぷりとあしらった温かな豆腐を出してくれる。冷えた体を温めるがごとく、はふり、はふりと食べながら、ふと、一ノ蔵が宮城県の蔵元であったことを思い出す。
東北地方太平洋沖地震で、大きな被害が出ている東北地方。依然続く福島原発事故の影響は、京都で働く私の身近な同僚からも聞く。福井から出てきている彼女たちの友人をはじめ、その親たちは、福井の原発で働いている。福島原発で被爆する量からして、フル稼働で復旧するにあたり、今の24倍の人員が必要と聞き、有志で次々と福島に向かっているという。
その同僚の声とともに、友人が描いてくれた家族のイラストに見守られながら、何気ない日常が普通におくれることが、いかに幸せなことであるかを、温かな豆腐とともに、かみ締める。湖国では、比良八講が終わり、いよいよ春が来るであろうこの日に。
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