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2011年11月

小さな母

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今ね、お船作ってるのー!

パイン材に蜜蝋ワックスを塗る手伝いをしながら、ヨシコリは言う。一枚の木材から、そんな大きなものを期待しているのだ。でも、やっぱり2歳児。すぐに飽きてしまう。

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たんぽぽ、どこかなー!

日曜大工を続けるヨシコの代わりに、ヨシコリを散歩に連れて行く。家の周りを散歩するだけで、十分楽しいひと時となる。田んぼに稲が1本だけ稲穂を実らせたまま刈り残されているのを発見。何だかお供えのようで、来年もよろしくお願いします、との声が聞えてきそう。

余談ではあるが、我が家で食す米は、いつも「針江のんきぃふぁーむ」さんから、ここ数年間いただいている。ついつい、食べ過ぎて、足りなくなって他のお米にも手を出すのだが、やっぱり「針江のんきぃふぁーむ」さんに帰ってしまう。新米が届いた時は、ガス火で炊き、食すとその命のパワーが半端ない!完全にノックアウトである。

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はい、こっち向いてくださーい!

散歩から戻ると、今度はカメラ片手にヨシコをモデル撮影する始末。小さな手で、大きなカメラを操作し、最終的には200枚ぐらい撮影していた。顔は真剣そのもの。どんなものを撮影したか見てみると・・・。

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意外と、いい写真を撮っている。

これから、どのような手順で、キッチンカウンターを組み立てるか相談中の我らをパシャリ。二人で写ることはほとんどないので、いい記念となる。

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今ね、お家つくってるの!

ヨシコリの嬉しそうな声を聞きながら、一気に仕上げていく。出来上がった棚は、予定していた場所に据え置き、設計図を書いたヨシコも満足そう。普段使いの食器や、精米機、文化鍋や、酒盃を並べていく。ヨシコリにも丁度いい高さらしく、さっそく夕食時、箸を取り出し、テーブルに並べてくれる。

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子どもは親のやっていることをよく見ているんだなぁ。

ヨシコリは、湯豆腐を取り分けてくれる。

母ちゃん、野菜も食べる?お代わりね。白菜も入れましょうねー!ん?まだ残ってる!!全部食べてから!!

口癖も、ヨシコにそっくりである。そうかと思えば、空の器を大事そうに持ってきては、

父ちゃーん!「おみそびる」だよー!

小さな母は、味噌汁とまだ言えぬ、子どもらしさを併せ持つのである。

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長尾山と日曜大工

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どうもー!

最近、皆の気を引こうとして、ついつい言ってしまう言葉が、

おならブー!

親の影響って恐ろしい、ヨシコリです。

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全部、食べていけよー!

篠町町つくり推進会「長尾山部会」の素敵なおじ様たちに、焼き芋をご馳走になりながら、山に入っていきます。長尾山部会は、山の暮らしを体験できる「フィールドウォーク」を定期的に開催されており、父ちゃんが、興味津々だとか。長尾山は、立派な山桜などがあって、素敵な山道。

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うめぇええ!

野いちごを摘んで、頬張りながら、ちょっとした穴を見つけては、あそこにゴリラさんが住んでいるんだよー!と妄想してしまいます。ちなみに、私たちの普段履きは、長靴。マムシ対策です。亀岡の人の前で、裸足で歩いていると、汚いよー!と怒られるのではなく、むいむい(虫)くるよー!と、にこやかに諭されます。

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誰もが通る道。

シーソーは、丸太です。もちろん、この後、ひっくり帰って地面に墜落。それを観ていた親たちは、うんうん、大丈夫、大丈夫と、まったく慌てる素振りなし。

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雨が降れば。

家で架空のドラムで遊びます。スピーカーから流れてくる音楽にあわせて、足をバタバタ、手を忙しく動かします。父ちゃんの影響かしら?

そんな雨の中、母ちゃんは、DIY(Do It Yourself)、自分で作ろうと、日曜大工をするべく木材もとめて旅立ちました。何でも、母ちゃんは、大工の曾孫らしく、その血が騒ぐー!と意気込み、

D = どんな

I = 板でも

Y = よってらっしゃい!

と、言いながら、キッチンカウンターを製作するらしいです。

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雨があがれば。

ちかくの田園の中を散歩します。冬の訪れを感じる風の中、草花を愛で、また大声で歌います。楽しいー!でも、調子に乗って、もう私、家に帰らないから!ここで遊ぶー!なんて言っていると・・・

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あっさり置き去りにされます。

それでも泣くことなく、ゲラゲラ笑いながら、走ってその後を追いかける日々です。

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冬菜の種まき

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こんばんわ。フラストレーションMAXになると、野山に向かって、

おっぱーーい!!!!

と、叫んでいるヨシコリです。

今日は、小松菜と、スナップえんどう、えんどう豆の種蒔きをしました。どうしても小さな手なので、一箇所にボロボロッと、偏って蒔いてしまうのですが、指導してくださる農園の先生が、それでいいよー!と底抜けに明るくて助かります。

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寒空の下、籾殻まきまくり!

楽しいー!

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お母さんは、干し柿づくりと、藍の種の収穫に追われています。

お父さんは、朝早くから夜遅くまで街で働いているので、ここ2日ほど会っていません。でも大丈夫。家に3升ある日本酒、真澄(純米吟醸 山廃造など)が、少しずつ減っているので、帰宅していることを感じています。

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霧の都

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皆様、お元気ですかー!

どうもー!京都府の亀岡市、馬堀に引っ越したわけですが、マジで馬がいてびっくり、ヨシコリです。

先日、並河の図書館に連れられたのですが、絵本コーナーで、見知らぬ女子、5歳ぐらいから、どこから来たの?と聞かれたので、尼崎出身者が、尼ですわ、と言うような口ぶりで、

馬堀や。

と、ドスの効いた声で言っておきました。

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うぉおお!ケーキあるで、父ちゃーん!

最近、疲れ気味の父の自転車を止めさせ、田んぼを横断、ケーキならぬ物体に興味津々。近くを通る亀岡行きの電車に手を振っておきました。

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今日は誰もいないけれど。

ここが、毎日通っている保育所です。いつも母ちゃんと一緒なのですが、あまり母ちゃんと戯れず、仲間と日々、悪さをしています。

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休日は、川遊び。

自宅から自転車で15分ほどで別天地。暑くなれば、頭に川の水をかけてしまうので、父ちゃん曰く、頭のてっぺんが川臭い!とのことです。

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カニもいるし、魚もめちゃくちゃいるのです。

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疲れたら、帰りましょう。

入れ違いで、友達が川遊び。うーん、時間を誤ったか!

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タンポポ、フー!

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やはり仲間が一番。

仲間が繰り広げる遊びは真似してしまう。いくら大人が大丈夫だと言っても信用ならぬ。同い年の仲間が、頭からすべり台をすべれば、わたしだって大丈夫と、頭からすべり降りる。1週間前の臆病な私、サヨウナラ。

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自宅に戻れば、大好きな音楽鑑賞。

すごく集中して聞いてしまうので、翌日には歌えちゃう。最近は、スターダスト・レビューの木蓮の涙が十八番。

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でも、やっぱり疲れちゃうのよねー。

カナダの至宝、RUSHのDVD、LIVE IN CLEVELANDを観ながら爆睡。パソコン用に、いいスピーカーを買い換えた父の陰謀により、心地よい空間が演出され、その魔力に騙されます。その間に、両親は、広大な農地を夜の散策。保津川の上空に真っ白な霧が降り立っていれば、明日は濃霧。霧の都は、朝10時ごろまで眠りにつく、しっとりとした街なのです。

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10周年

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農園で網を振り回して遊ぶヨシコリ。

ヨシコによるとヨシコリは今日も森のようちえんで、同じ年頃の友達と、全身全霊で遊んでいたらしい。昼間、そのような生活をすると、夜は早めに、そしてぐっすりと眠るようになった。

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カレンダーに10周年の文字。

ヨシコとお付き合いをして、そんなにも経つのかぁと、その文字を眺める。これは仕事帰りに何か買って帰らないと、今後の10年に関わるなぁと、好きなフルーツたっぷりのタルトを持ち帰る。

ヨシコはヨシコで、いつも食卓に並ぶことのないような手料理で迎えてくれる。豚バラ肉と平茸のソテー。塩豚はやはり、ビールに合うねぇ。 お手製のピザの上には、ヨシコリが摘んできたバジルがのる。それだけで、美味い。

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日本人で良かったぁ。

やっぱり新米に、手前味噌の具沢山みそ汁が最高。こればかりは、毎日食べても飽きることがない。

一息つくと、夜のひとり散歩が日課になりつつある。稲刈りを終えた田んぼの間を、オリオン座を見ながら、歩く。土の香り、冷ややかな空気が、パソコン仕事で疲れた目と体をすっきりとさせる。小さなお堂に頭を下げる。道端でたわわに実った柿が、採ってくれと言う。京都の方角、街明かりが山のシルエットを浮かび上がらせる。月の光の下を雲が走る。

たった5分の散歩にこんなにも物語があるのだから、この10年、様々な物語が、きっと2人の引き出しの中に埋もれている。すぐには思い出せないが、それは、ふとした瞬間に、開かれるのだろう。

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かんじる亀岡

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今日は、かんじる比良2011秋の最終日だねぇ。

そう言いながら、自宅から徒歩15分ほど、のどかな風景の中を歩く。生憎の空模様と、引越疲れから、はじめてかんじる比良に訪れることを断念した。

実は、それ以外にも理由がある。

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比良に通う年月が重なるたびに、わが隊にとって「かんじる比良」というイベント期間は、少し、遠慮に似た気持ちになる。普段から懇意にしていただいている比良の仲間たちが、期間中、忙しそうに比良を訪れる、とくに初めて来られた人々に対し、情熱を注いでいる姿を見ていると、我々は、期間外にのんびり来ようと思ってしまうのである。(仕事の都合でバチ・ホリックのライブにいけなかったことは、太鼓大好き人間として、心残りではあるが。)

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ただ、かんじる比良に訪れなくても、ほっとママから、エツコさんから、そしてハッタさんから、様々な気持ちが届く。常に一体感がある。日々、それを感じている。それは「かんじる比良」の目標とする最終形態ではないか。ボクはそう信じている。

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畑の向こうに我が家。

冬に向かうはずの季節。まだまだ暑さを感じる景色の中を、てくてくと歩く。まったりし隊は散歩こそが信条。小さな花や、たわわに実った柿を愛でながら、地元の地図を身体に染み込ませていく。

仕事上、管理職になり、日々決断し、そしてその決断に対して責任を負う気概でチクタクと動いている体内時計が、みるみるその針を止めそうになる。そしてほぐれていく。

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地元の中華料理屋。

肉だんごまだですかー!と絶叫するヨシコリの声に、店内が笑い、そして明るくなる。亀岡に住まう人々は底抜けに明るく、何よりも陽気である。普段、ゲラゲラと笑っている我々に合う土地柄で良かったなぁと感じる。

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ヨシコリも大阪にいた時よりも、活発だ。

同い年から、少し年上の仲間の輪の中に飛び込んでいく。そんな話をヨシコから聞くだけで、「思い立てば吉日」 作戦は、成功したと、今宵も丹波の地酒と平茸のホイル焼きに舌鼓。

ヨシコは言う。

明日も、誘われてヨシコリと京都亀岡 森のようちえん 野外共同保育に行くんだけど、その中に、エツコさんって人がいるのよ。

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新しい土地、人々との出逢いの入り口には、「エツコ」さんが付きものなんだよねぇ。

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思い立ったが吉日

Mako

引越したいんだけど。

ヨシコのひと言で、9月末日、家を探しに京都郊外、亀岡市へ。

数件、案内してもらったが、1軒目で決定。10月31日引越。

ベランダには赤とんぼが遊びに来て、田んぼの向こうにある中学校から夕暮れともなると吹奏楽部の音色が聞えてくる。

環境の変化は、家族に「心のゆとり」をもたらした。

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ヨシコリはすっかり地元人。

野山でしっかり遊べる環境があるので、きっと退屈しないだろう。ヨシコも、1ヶ月前に知り合った人のお誘いで、案山子アートの撤去作業に行ったり、運動会に行ったり、まだ引越して4日目だというのに、スケジュールでいっぱいだ。同じ通りの人、同じマンションの人。すでに気の合う数人のママ友達を持ったようである。

昔から基本的に女性はお嫁に行って、違う環境に中でしっかり根を下ろしていく“したたかさ&おおらかさを”与えられてるのかもしれませんねと、比良のほっとママの言葉がしっかりと当てはまる。

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近くにJAの市場があるのだが、地元の野菜が所狭しと並び、またどれも美味しそう。キムチの成分表を見ても、添加物もなく、シンプルな素材のみ。カラダに嬉しい買い物ができるのだ。

水道水も、まったく臭くなく、ヨシコの手前味噌でいただく味噌汁が最高に美味い。水は本当に大事で、ご飯もすすむ。

ヨシコリを肩車して、夜、散歩していると、

見て見て、父ちゃーん。お月様が見えるよー!お山も見えるよー!

その声だけで、ボクの頭の上で、きっと目がキラキラしていることが想像できる。大きく息を吸うと、草木の濃密な香りと、夜霧で胸が膨らむ。明日からの仕事にも、気合が入るというものである。

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