
太陽の塔にむかって。
チュンチュン!と発するヨシコリは、岡本太郎の意図に関係なく、「鳥」と認識している。ちなみに、ヨシコリは大の「おとと(魚)」好き。右手が恐ろしく鯖臭い日があって、親ながら悶絶しそうになり、あわてて手を洗うこともしばしば。

魚大好きヨシコリは、今日は陸上動物に囲まれる。
アルパカを触るとふわふわだったらしく、ヨシコリよりも、ヨシコが大興奮。となりの馬は大脱糞!鹿もポロポロ脱糞!ロバがいきなり失禁の中、ヨシコリ、硬直。それでもきっと楽しかったはずと信じて、公園の森の中へ急ぐ。

くーーーっ!たまりまへんなぁ。
青空の下、ヨシコリが快食。良く噛みなさいよ~!と言う声も聞かず、ふんが、ふんがと食べ続ける。よしよし、これなら100歳ぐらい生きそうだ。マントも似合っているぞよ。

あーーーー!
めちゃくちゃボールで遊んでいるように見えるが、臆病なヨシコリは、5分ほど、上半身のみバタバタし、下半身は大地に固定。さっさと歩けばいいのに、と心の底から思う。きっとふかふかの芝生を歩くのが少し怖いのであろう。

読書の秋。
そんなドタバタのヨシコリを見守りながら、司馬遼太郎の「義経」を読む。先日訪れた京都、大原に、源平にまつわる話があったので、久しぶりにその時代の小説を読む気になったのである。のんびりと風に吹かれて、読書に集中したいのだが…。

わぁあぁあぁああ!
ヨシコリは、離れた場所に座った家族連れに反応。人類皆兄妹と信じている彼女は、マントをはためかせ、ニコニコしながら突進する。が!しかし世間はそう甘くない。

軽く無視されると、泣きながら帰ってくる。

でも、お母さんに甘えてすっかりニコニコ。…と、思いきや。

わぁぁぁあああぁぁ!
この草原砂漠のどこかに友だちがいると信じて、遥か彼方まで歩いていくヨシコリ。が!しかし世間はそう甘くない。

誰も見つけられず、泣きながら帰ってくる。

この空の青のように、心から友を求めるその気持ち。
素敵だよ、ヨシコリ。
でも大丈夫。
本当は、同年代の友だちがいいのだろうけど、今は、お母さんがヨシコリの相手をしてくれる。

おかしな雄たけびと、奇妙な動きで。
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