ホクレア号

ガムランのリズムを体験しよう

国立民族学博物館で「研究者と話そう」という企画がある。今日は福岡正太准教授のお話。民族音楽学ということで、さっそく参加。これが本当におもしろいのだ。

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ガムラン(gamelan) はジャワの楽器の総称で、いわゆるオーケストラのようなもの。グンデル・バルンなどそれぞれの楽器は主に青銅で出来ているそうです。西洋音楽に慣れ親しんだ私たちにとって、1、2、3、4とアタマで捉えるリズム感が浸透しているが、ガムランはその逆でお尻でとらえる。日本語で言うところのヨイショ、ヨイショの感じ。またジャワ語の数え方も、サートゥ(sa-tu)、ドゥーア(du-a)、ティーガ(ti-ga)、ンーバ(empat)と、お尻にアクセントがあって、ガムランのリズムにぴったりなのである。これを皆で手拍子を交えてやるのですが、伸び縮みするリズムの体験など、小1時間ほど夢中になりました。

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1975年、ミクロネシア・カロリン諸島のサタワル島から沖縄海洋博覧会場まで洋上を航海してきたチェチェメニ号。これを見ているとまたホクレア号を思い出してしまう。わが家の裏が民族学博物館という地の利を生かし、色々と学ぼう。そう決意して万博公園の年間パス(自然公園に入園無料ですし、博物館も割り引かれるのです)を二人して買った。そのパスには本人確認のための写真を撮影、貼られるのですが、それぞれ出来たパスを見て笑ってしまう。

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ちょっと最近、顔が似すぎじゃないかい?

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ホクレア号日本航海記念「北海道ホクレアohana」より

北海道のKさんから連絡をいただきました。Kさんとは横浜のホクレアのシンポジウムでお世話になったのですが、今週末、北海道である企画をされます!これからもホクレアの灯火は大きくなるばかり。まったりし隊も心ばかりのお手伝いを。

下記、詳細です。

■「ホクレア号日本航海記念 ガイアシンフォニー第三番」
自主上映会のご案内

【後援】ハワイ州観光局/(財)北海道環境財団/札幌市
【協力】横浜市港湾局


★日時 : 2007年12月9日(日)17時開演 (開場16時45分頃)

★場所 : スガイシネプレックス札幌劇場
(札幌市中央区南3条西1丁目札幌スガイビル)
★料金 : 前売1,500円 (当日1,800円)

※当日、ハワイ州観光局の協力をいただき、劇場施設内でホクレア号の写真展示を行います。クルーの直筆サイン入りパネル他、日本来航時の写真を展示予定。

詳しくは「北海道ホクレアohana」にて。

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オセアニア大航海展とドングリ

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あっ、関野吉晴さんだ。

今日は関西文化の日ということもあって万博公園にある民俗学博物館が無料で見られるという夢のような日。しかも展示内容が、今年、周防大島から横浜まで追いかけてホクレア号も大いに関係あるオセアニア大航海展とあって、自宅から自転車で向かう。(だってすぐ裏ですから)

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中に入ると、人だらけ!さすが大阪、無料という響きに敏感なのか、紅葉を楽しみついでにおいでなさったのか、とにかく満員。それでも数々の海の資料を目の当たりにして、感動。感動。展示品もそうだが、今回はTVモニターがたくさんあって、ホクレア号をはじめ多くの動く資料がそろっていてどれも釘付け。ちょっと今日はゆっくり見れる雰囲気ではないので、再度、のんびりと満喫したいと思う。2階から階下を見ると、ダブル・カヌーのテ・キヴァ・オ・テ・ランギ(ヴァカ・カテア)の姿が見える。「大きなカヌーだねー」とヨシコに言うと、「でも海で見るととても小さいよ」と言う言葉が印象的だった。

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確かに周防大島で初めてホクレア号を見たとき、こんな小さなカヌーがハワイからやって来たのかと、海の民の力強さを感じたことを思い出す。ホクレア号が語りかける意義、言葉、そこから僕たちは多くを学び、今も学び続け、その灯火はまだまだ燻っている。そんな想いを胸に会場を出ようとしていると、懐かしい首飾りを見つけた。

それはボクが21歳のころ旅したメキシコはクリールという町でのこと。世界の旅人が共同で寝泊りするドミトリーで、ボクのベッドにいつのまにか釣り針のような首飾りがかけてあった。皆に聞くと誰のものでもないという。どうも気になるのでひょいと首にかけ、また旅をはじめた。その首飾りはその後、タイ、インド、ネパールと旅をし、大切にしていたのだが、今回の引越しの際にすっといなくなっていたのです。その首飾りに近づくと解説が書いてあり、読むとびっくり。それはマオリ族の海のお守りで旅の安全を願うもの。そのHei Matauは、旅の役目を終えてボクの元から去ったのかも知れません。

するとヨシコがクチをパクパクしている。あれ?本を買うお金が足らないのかな?と思って近づくと、ヨシコの横に関野吉晴さんがいる。1993年から10年もの歳月をかけ、人類発祥の地アフリカから祖先の拡散の足取りを辿る旅、グレートジャーニーを開始した探検家。そんな出会いにびっくり!何とヨシコは人をひきつけることか。関野さんは、とっても笑顔が優しく、小さなカラダに強靭なエネルギーを内包する方でしたよ!

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さぁ、雨が降りそうだから今日は帰ろう。さっそくヨシコはフリースの帽子をかぶり自転車を漕ぎ出す。その後姿があまりにもドングリみたいで、しかもめっぽう自転車を早くこぐものだから、「またカバンが左にずれていく」と、ボクは「しまなみ海道」の自転車旅を思い出しゲラゲラ笑う。本人は全然気づいていないようだが、さながら「そこのけ、そこのけ、ドングリさまがお通りだい!」と、わき目もふらず家路を急ぐのです。

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